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皆源氏の君と恋する心がもたらした罪だ、その人への愛を今自分は根底から捨てなければならない。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(09 葵)」(1914)
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この上にいっそう苦痛を加えるだけだと思って、御息所はしいて冷ややかになっているのだ。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(10 榊)」(1914)
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皮ごろも上に着たれば我妹子は聞くことのみな身に沁まぬらし  (晶子)源氏の君の夕顔を失った悲しみは、……
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(06 末摘花)」(1914)
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橘も恋の憂いも散りかえば香をなつかしみほととぎす鳴く   (晶子)自分から求めてしている恋愛の苦しみは昔も今も変わ……
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(11 花散里)」(1914)
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有明の君は短い夢のようなあの夜を心に思いながら、悩ましく日を送っていた
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(08 花宴)」(1914)
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あじきなき松の風かな泣けばなき小琴をとればおなじ音を弾く
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(18 松風)」(1914)
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あいがたきいつきのみことおもいてきさらにはるかになりゆくものを(晶子)前斎宮の入内を女院(にょいん=太上天皇の后)……
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(17 絵合)」(1914)
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昔の例を見ても、年が若くて官位の進んだ、そして世の中に卓越した人は長く幸福でいられないものである。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(17 絵合)」(1914)
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青海の波しずかなるさまを舞ふ若き心は下に鳴れども      (晶子)朱雀院の行幸は十月の十何日かということになっていた。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(07 紅葉賀)」(1914)
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五十鈴川神のさかひへのがれきぬおもひあがりしひとの身のはて (晶子)斎宮(さいぐう=伊勢神宮に仕える皇女)の伊勢へ……
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(10 榊)」(1914)
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道もなき蓬をわけて君ぞこし誰にもまさる身のここちする    (晶子)源氏が須磨、……
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(15 蓬生)」(1914)