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窮屈な境遇の源氏はこうした山歩きの経験がなくて、何もかもみな珍しく面白く思われた。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(05 若紫)」(1914)
解放感 →
日常の息苦しさから逃れたいとき →
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泡と見る淡路の島のあはれさへ残るくまなく澄める夜の月
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(13 明石)」(1914)
哀愁 →
美しい景色を見ても心が満たされないとき →
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私はこの苦しみに堪えられないと思う。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(14 澪標)」(1914)
恋慕 →
会えない人への想いが募りすぎたとき →
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時代に順応しようとする人ばかりですから、昔のことを言うのに話し相手がだんだん少なくなってまいります。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(11 花散里)」(1914)
孤独 →
価値観の変化に取り残されたような寂しさを感じるとき →
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夢のような気がした。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(22 玉鬘)」(1914)
驚き →
運命的な再会に遭遇したとき →
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すべてのことは昔より悪くなっていく末世でも、仮名の字だけは近頃の方がよくなった。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(32 梅が枝)」(1914)
希望 →
時代の変化に悲観的になったとき →
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魂がどこかへあこがれて行ってしまう気がした。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(28 野分)」(1914)
孤独 →
手の届かない想いに苦しむとき →
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長生きをして私の出世する時を見てください。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(04 夕顔)」(1914)
慈愛,希望 →
大切な人の回復を願うとき →
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こひしさも悲しきことも知らぬなり真木の柱にならまほしけれ (晶子)「帝のお耳に入って、……
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(31 真木柱)」(1914)
冒頭 →
書き出し →
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花の香は散りにし袖にとまらねどうつらん袖に浅くしまめや
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(32 梅が枝)」(1914)
切なさ →
美しいものの儚さを感じるとき →
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風に吹かれてどこへでも行ってしまおうというのは少し軽々しい。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(28 野分)」(1914)
切なさ →
現実逃避したいとき →
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男は化粧した女のような白い顔をしているものではないのに、若い玉鬘の心はそれを軽蔑した。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(29 行幸)」(1914)
軽蔑 →
自分の美意識と周囲の価値観が合わないとき →
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もとから荒廃していた邸はいっそう狐の巣のようになった。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(15 蓬生)」(1914)
荒廃,孤独 →
取り残されたものの哀しさを感じるとき →
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鈴鹿川八十瀬の波に濡れ濡れず伊勢までたれか思ひおこせん
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(10 榊)」(1914)
諦念 →
遠い地へ旅立つときの決意のとき →
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一人居て眺めしよりは海人の住むかたを書きてぞ見るべかりける
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(17 絵合)」(1914)
嫉妬 →
パートナーに隠し事があったと知ったとき →
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あなたの多情さを辛抱して、よい夫になってくださるのを待つことは堪えられない。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(02 帚木)」(1914)
絶望 →
パートナーの浮気に耐えきれなくなったとき →
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理想どおりにこの世はならないものだ。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(09 葵)」(1914)
諦観 →
複数の愛に翻弄されて人生の理不尽さを感じたとき →
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限りとて別るる道の悲しきにいかまほしきは命なりけり
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(01 桐壺)」(1914)
哀愁 →
大切な人との永遠の別れを前にして、もう少し生きていたいと願うとき →
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入り日さす峯にたなびく薄雲は物思ふ袖に色やまがへる
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(19 薄雲)」(1914)
哀愁 →
大切な人を失った深い悲しみに包まれるとき →
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個性の違った恋人を幾人も得た人生の行路に、その人がいたならばと残念に思われることが多かった。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(22 玉鬘)」(1914)
切なさ →
愛する人を失った孤独を感じているとき →
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