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自分はこの人が好きだったのだという認識の上に立ってみると、二人の昔も恋しくなり
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(10 榊)」(1914)
恋慕 →
失ってから気づく本当の愛のとき →
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春の野のうらわか草に親しみていとおほどかに恋もなりぬる (晶子)源氏は瘧病(おこりやまい=マラリア)にかかっていた。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(05 若紫)」(1914)
冒頭 →
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こんな夜にはきっと来るだろうと待っていたふうが見えます。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(02 帚木)」(1914)
切なさ →
喧嘩した恋人の元を久しぶりに訪れたとき →
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道もなき蓬をわけて君ぞこし誰にもまさる身のここちする (晶子)源氏が須磨、……
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(15 蓬生)」(1914)
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傑出した人の行動は目に立ちやすくて気の毒だ。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(10 榊)」(1914)
同情 →
世間の注目を浴びて生きる辛さを感じるとき →
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何事も無力な母のそばにおりましては気の毒でございます。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(19 薄雲)」(1914)
自己犠牲 →
自分の力不足を痛感するとき →
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人目なく荒れたる宿は橘の花こそ軒のつまとなりけれ。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(11 花散里)」(1914)
哀愁 →
人生の寂しさや美しさを同時に感じるとき →
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私たちの喪服はこの月で脱ぐはずですが、暦で調べますと月末はいい日でありませんから延びることになりますね。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(30 藤袴)」(1914)
慈愛 →
形式的な会話の中に真心を込めたいとき →
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魂がどこかへあこがれて行ってしまう気がした。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(28 野分)」(1914)
孤独 →
手の届かない想いに苦しむとき →
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風に吹かれてどこへでも行ってしまおうというのは少し軽々しい。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(28 野分)」(1914)
切なさ →
現実逃避したいとき →
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子を知るは親にしかずなどというのは嘘ですよ。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(21 乙女)」(1914)
驚き →
親の思い込みに気づいたとき →
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無常の世なのだから、すべきことは速やかにしなければいけない
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(26 常夏)」(1914)
無常 →
やるべきことを先延ばしにしているとき →
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引き分かれ年は経れども鶯の巣立ちし松の根を忘れめや
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(23 初音)」(1914)
切なさ →
愛する人と離ればなれになったとき →
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この時でさえ源氏の心は無情な人への恋しさでいっぱいだった。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(03 空蝉)」(1914)
恋慕 →
別の人といても忘れられない人がいるとき →
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夢中になってながめる者の顔にまで愛嬌が反映するほどである。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(28 野分)」(1914)
美,魅了 →
圧倒的な美しさに出会ったとき →
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私がよそに行っている時、あなたは寂しいの。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(07 紅葉賀)」(1914)
慈愛 →
大切な人を気遣うとき →
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皮ごろも上に着たれば我妹子は聞くことのみな身に沁まぬらし (晶子)源氏の君の夕顔を失った悲しみは、……
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(06 末摘花)」(1914)
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あじきなき松の風かな泣けばなき小琴をとればおなじ音を弾く
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(18 松風)」(1914)
哀愁 →
人生の無常を感じているとき →
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そうとは言っても露骨に反感を見せたり、軽蔑的な態度をとったりすることのないのを源氏はうれしく思った。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(09 葵)」(1914)
恋慕 →
好きな人に完全に拒絶されていないことに希望を見出したいとき →
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もとから荒廃していた邸はいっそう狐の巣のようになった。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(15 蓬生)」(1914)
荒廃,孤独 →
取り残されたものの哀しさを感じるとき →
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