自分はこの人が好きだったのだという認識の上に立ってみると、二人の昔も恋しくなり
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(10 榊)」
背景解説
人って失いそうになって初めて本当の気持ちに気づくもの。源氏も今まで当たり前だと思っていた御息所の愛を、失う瞬間になって初めて「好きだった」と認識する。この遅すぎる気づきがリアルすぎる。
でも時すでに遅し、御息所の心は…
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