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この世はこんな不公平なものなのかと思って末摘花は恨めしく苦しく切なく一人で泣いてばかりいた。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(15 蓬生)」(1914)
絶望 →
世の中の理不尽に打ちのめされているとき →
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織物などもやはり古い物のほうに芸術的なものが多い
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(32 梅が枝)」(1914)
洞察 →
物事の本質や価値について考えるとき →
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ただ漠然と親というものの面影を今日まで心に作って来ているだけだった。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(22 玉鬘)」(1914)
孤独 →
親の記憶がない孤独を感じているとき →
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これは軽薄な花なものか。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(33 藤のうら葉)」(1914)
信頼 →
愛を信じたいとき →
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もうあとへは退けない気になっていて、再び情火を胸に燃やしながら心をこめた手紙を続いて送っていた。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(20 朝顔)」(1914)
執着 →
恋が叶わない相手への想いが抑えられないとき →
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炎暑の日に源氏は東の釣殿へ出て涼んでいた。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(26 常夏)」(1914)
苦悩 →
心が引き裂かれるような思いのとき →
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子を知るは親にしかずなどというのは嘘ですよ。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(21 乙女)」(1914)
驚き →
親の思い込みに気づいたとき →
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親の家ではあっても、良人の愛を失った女になって帰って行くことは、夫人の決心のできかねることであった。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(31 真木柱)」(1914)
矜持,孤独 →
帰る場所があっても帰れない自分に気づくとき →
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どうしてあの人に生まれて、この人に生まれてこなかったのか。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(19 薄雲)」(1914)
切なさ →
恋する人との身分の違いを痛感するとき →
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ああ寒い。今年こそもう商売のうまくいく自信が持てなくなった
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(04 夕顔)」(1914)
哀愁 →
贅沢な暮らしから離れた現実の厳しさを知ったとき →
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人生などというものは、せめて好きな楽しみでもして暮らしてしまいたい。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(21 乙女)」(1914)
無常 →
人生の意味について考えるとき →
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変態的な理屈である。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(24 胡蝶)」(1914)
驚き →
自分の行動を客観視するとき →
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愛されれば愛されるほど苦しみがふえる風だった。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(01 桐壺)」(1914)
切なさ →
深く愛されているのに、その愛ゆえに孤立し、苦悩しているとき →
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何年かの暗い影が源氏のためにこの家から取り去られたのだ。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(14 澪標)」(1914)
希望 →
長い困難な時期を乗り越えたとき →
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鈴鹿川八十瀬の波に濡れ濡れず伊勢までたれか思ひおこせん
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(10 榊)」(1914)
諦念 →
遠い地へ旅立つときの決意のとき →
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ただ生死の別れだけが私たちを引き離すものだと思います。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(23 初音)」(1914)
覚悟 →
永遠の愛を誓うとき →
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これならば完全だ、欠点がないという女は少ないものだと私は今やっと気がつきました。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(02 帚木)」(1914)
諦観 →
完璧な恋人を求めて悩んでいるとき →
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人よりはすぐれた風采のこの公子も、源氏のそばで見ては桜に隣った深山の木というより言い方がない。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(07 紅葉賀)」(1914)
美への憧憬 →
自分の美しさに自信を持てないとき →
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雁なくやつらをはなれてただ一つ初恋をする少年のごと (晶子)春になって女院の御一周年が過ぎ、……
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(21 乙女)」(1914)
冒頭 →
書き出し →
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恨めしと人を目におくこともこそ身のおとろへにほかならぬかな (晶子)天皇が新しくお立ちになり、……
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(09 葵)」(1914)
冒頭 →
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