だれよりも優秀な人臣と見えるだけである。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(29 行幸)」
背景解説
期待していた人が思ったほどでもなかった時の、あの冷めた気持ち。玉鬘の容赦ない観察眼が光る一文。「だけである」という突き放した表現が現代的でリアル。
実の父への第一印象がこれって、切なすぎる。
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