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最後の一句
森鷗外(1915年)
小説
約6分
2,412字
社会
あらすじ — 十六歳の少女が奉行に放った一言が、権力の本質を揺るがす
父の死刑を前に、十六歳の娘いちが奉行所に嘆願に訪れる。その凛とした態度と最後の一言が、権力者たちを震え上がらせる。森鷗外が史実をもとに描いた、権威への静かなる反逆の物語。
この作品のひとふみ
お上の事には間違はございますまいから。
森鷗外
役人どもは皆いちの顔を見た。そしてそこに現われている、人の力では動かすことの出来ぬ「諦めの色」を見た。
森鷗外
太郎兵衛は笑いながら死んだ。
森鷗外
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