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おや、入らっしゃいまし。
永井荷風「濹東綺譚」
背景解説
この何気ない挨拶、実は昭和初期の東京下町を舞台にした大人の恋愛小説の扉を開く言葉なんです。永井荷風が描く、古本屋を舞台にした禁断の恋物語は、当時としてはかなり刺激的で話題になりました。たった一言の挨拶から始まる、予想もつかない展開が待っています。
でも、この古本屋の主人が迎え入れたのは、普通の客じゃなかったんです...
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『濹東綺譚』の他のひとふみ
わたくしはほとんど活動写真を見に行ったことがない。
永井荷風
絶好のチャンスですぜ。猟奇的ですぜ。檀那。
永井荷風
つくづく自動車はいやだ。今日はすんでの事に殺されるところさ。
永井荷風
檀那、そこまで入れてってよ。
永井荷風
わたし雷さまより光るのがいやなの。
永井荷風
こんな処にいるけれど、世帯持は上手なのよ。
永井荷風
借金を返しちまったら。あなた、おかみさんにしてくれない。
永井荷風
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