あの通りの眉や鼻が木の中に埋っているのを、鑿と槌の力で掘り出すまでだ。まるで土の中から石を掘り出すようなものだからけっして間違うはずはない
夏目漱石夢十夜
背景解説
運慶ってヤバい彫刻師が、木の中に既に顔が隠れてるって考えてたんですよ。つまり彫刻ってのは作り出すんじゃなくて、そこにある本質を削り出してるだけって話。これ、めっちゃ哲学的で、現代でいえば自分らしさを見つけるみたいな感じですね。
じゃあお前が作ろうとしてるものって、実はもう俺の中に隠れてるんじゃないか—その瞬間、全てが変わる。
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