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相対性理論
アインシュタイン(1916年)
約32分
12,708字
あらすじ — 時間も空間も絶対ではない——20世紀最大の物理学者が語る宇宙の真実
アインシュタイン自身が一般読者向けに書いた相対性理論の解説書を、物理学者・石原純が翻訳。特殊相対性理論から一般相対性理論まで、数式を最小限に抑えながら説明する。「時間が伸びる」「空間が曲がる」という驚きの世界観を、原著者の言葉で体験できる。
この作品のひとふみ
もしこの二人の物理学者が彼等のすべての器械を用いて、一人は静止せる実験室のなかで、もう一人は汽車のなかで、すべての自然法則を研究するならば、汽車が動揺せずに一様に走る限り、彼等は全く同じ自然法則を見出すでありましょう。
アインシュタイン
アプリオリにはまるでこう云われません。もし二つの出来事が基準系 K に関して同時刻であるなら、同じ出来事は基準系 K' に関してもまた同時刻的であると。つまり時間は一の絶対な、すなわち基準系の運動状態に無関係な意味をもっているとは云われません。
アインシュタイン
一つの物体の幾何学的の容量は、これが見出される基準系の運動状態に必ずしも無関係ではありません。
アインシュタイン
これは恐ろしいディレンマです。ところがよく考えると自然はこのディレンマには全く負い目をもってはいないので、むしろこのディレンマは私達がその考察のなかに、黙って勝手に仮定をつくっていたことから起るのです。
アインシュタイン
物理的出来事はある四次元間において云い表わされ、また出来事の空間的関係はこの四次元空間における幾何学的法則としてあらわれます。
アインシュタイン
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