もどる
よだかの星
宮沢賢治(1934年)
約12分
4,800字
あらすじ — 醜いと蔑まれた鳥が、星になるまで
よだかは醜い鳥。誰からも嫌われ、鷹からは「名前を変えろ、さもなくば殺す」と脅される。弟のかわせみに別れを告げ、よだかは空へ飛び立つ。太陽に、星々に「連れていってください」と頼むが、誰にも相手にされない。それでもよだかは飛び続ける。どこまでも、どこまでも、まっすぐに。宮沢賢治が描いた、居場所のないものの祈り。
この作品のひとふみ
よだかは実にみにくい鳥でした。
宮沢賢治
ああ、かぶとむしや、 たくさんの羽虫が、 毎晩僕のお口のなかにはいる。
宮沢賢治
よだかはもう 泣きだしたいくらいでした。
宮沢賢治
お日さん、お日さん。 どうぞ私をあなたの処へ 連れてって下さい。 灼けて死んでもかまいません。
宮沢賢治
よだかはどこまでも、 どこまでも、 まっすぐに空へ のぼって行きました。
宮沢賢治
そしてよだかの星は 燃えつづけました。 いつまでもいつまでも 燃えつづけました。
宮沢賢治
本文を読む →