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神様みたいないい子でした
太宰治「人間失格」
背景解説
あとがきで、バーのマダムが葉蔵を振り返って言う言葉。世間から「人間失格」の烙印を押された男を、この人だけは「神様みたいないい子」と呼ぶ。誰かにとっての「失格者」は、別の誰かにとっての「いい子」。この一言が、物語全体をひっくり返す。
「人間失格」の男を、彼女だけはこう呼んだ。
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恥の多い生涯を送って来ました。
太宰治
自分には、人間の生活というものが、 見当つかないのです。
太宰治
ただ、一さいは過ぎて行きます。
太宰治
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太宰治
神に問う。信頼は罪なりや。
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自分は、その父や母をも全部は理解する事が出来なかったのです。
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太宰治
自分はことし、二十七になります。白髪がめっきりふえたので、たいていの人から、四十以上に見られます。
太宰治
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