シェア
❝
自分には、人間の生活というものが、 見当つかないのです。
太宰治「人間失格」(1948)
孤独
周りに馴染めないと感じるとき
この一文の背景を知る →
『人間失格』を見る
シェア
❝
相互を残りなく解するというが愛の第一義であるということすら分らない男なのだから仕方がない
夏目漱石「吾輩は猫である」(1905)
切なさ、失望
誰かを本当に理解してくれる人がいないと感じるとき
この一文の背景を知る →
『吾輩は猫である』を見る
シェア
❝
人間は、みな、同じものだ。
太宰治「斜陽」(1947)
絶望,諦観
社会の階級差や格差に直面したとき
この一文の背景を知る →
『斜陽』を見る
シェア
❝
泣声を出す力さえなくなっているのでございましょう。
芥川龍之介「蜘蛛の糸」(1918)
絶望, 虚無感
人生で完全に打ちのめされたとき、心が折れたとき
この一文の背景を知る →
『蜘蛛の糸』を見る
シェア
❝
媚態とは、一元的の自己が自己に対して異性を措定し、自己と異性との間に可能的関係を構成する二元的態度である。
九鬼周造「「いき」の構造」(1930)
理解
恋愛の本質について考察するとき
この一文の背景を知る →
『「いき」の構造』を見る
シェア
❝
杜子春は寒さと恐しさとに、殆(ほとんど)気を失いそうになりましたが、しかし鉄冠子の言葉を覚えていましたから、唇を噛みしめたまま、じっと我慢をしていました。
芥川龍之介「杜子春」(1920)
恐怖、忍耐
恐ろしい状況でも何かを守るために耐え続けるとき
この一文の背景を知る →
『杜子春』を見る
シェア
❝
歯齦(はぐき)の血で描いたお雛様(ひなさま)の掛軸――(女子大学卒業生作)
夢野久作「ドグラ・マグラ」(1935)
戦慄、狂気、悲しみ
精神病院の現実に直面したとき、人間の極限の表現を目撃したとき
この一文の背景を知る →
『ドグラ・マグラ』を見る
シェア
❝
『ああ、実に! なんという汚らわしい事だろう! いったい、いったいおれが……いや、これは無意味(ノンセンス)だ、これは愚にもつかぬことだ!』
ドストエフスキー「罪と罰」(0)
自己嫌悪と葛藤
老婆の家から出た直後、自分の犯行計画に気づいて苦しむとき
この一文の背景を知る →
『罪と罰』を見る
シェア
❝
あたしは何も、譲治さんの好奇心を満足させる義務はないわよ。それほど知りたけりゃあたしの跡をつけていらっしゃい、秘密探偵は譲治さんのお得意だから
谷崎潤一郎「痴人の愛」(1924)
反発, 自由への執着
男が女の行動を詮索しようとしたとき
この一文の背景を知る →
『痴人の愛』を見る
シェア
❝
我々の精神は有限で、神はしかし理解を超え無限であると考えねばならぬことを忘れない限り。
デカルト「省察」(1641)
敬畏,限界認識
自分の認識力の限界に直面するとき
この一文の背景を知る →
『省察』を見る
シェア
❝
我々は環境から作られるのである。
三木清「哲学入門」(1940)
謙虚,受容
自分を取り巻く環境の影響力を実感するとき
この一文の背景を知る →
『哲学入門』を見る
シェア
❝
人間は生まれながらにして自由であり平等であるという。
島崎藤村「破戒」(1906)
疑問,皮肉
理想と現実の落差に直面したとき
この一文の背景を知る →
『破戒』を見る
シェア
❝
今まではあまり類例のなかった私たちの如(ごと)き夫婦関係も、追い追い諸方に生じるだろうと思われますから。
谷崎潤一郎「痴人の愛」(1924)
希望
自分たちの人生経験が普遍的な価値を持つと気づいたとき
この一文の背景を知る →
『痴人の愛』を見る
シェア
❝
クラムボンは笑ったよ。
宮沢賢治「やまなし」(1923)
不思議、幻想
言葉にできない感覚を表現したいとき
この一文の背景を知る →
『やまなし』を見る
シェア
❝
世に在ること一日ならば、一日の好人と做るを要す
新渡戸稲造「自警録」(1916)
清々しさ
人生を大きく変えたいけど何から始めればいいかわからないとき
この一文の背景を知る →
『自警録』を見る
シェア
❝
「論語」は実に孔子を、従って儒教を、また従って東洋を知るための最も貴重な鍵の一つなのである。
下村湖人「現代訳論語」(1949)
畏敬,発見
東洋文化の根源を探ろうとするとき
この一文の背景を知る →
『現代訳論語』を見る
シェア
❝
海蔵は自分がはずかしくなりました。
新美南吉「牛をつないだ椿の木」(1943)
恥、気づき
自分の小ささに気づいた瞬間
この一文の背景を知る →
『牛をつないだ椿の木』を見る
シェア
❝
せねば、饑死をするのじゃて、 仕方がなくした事であろ。
芥川龍之介「羅生門」(1915)
衝撃
自分の行動を正当化したくなるとき
この一文の背景を知る →
『羅生門』を見る
シェア
❝
二人は泣きました。泣いて泣いて泣いて泣きました。
宮沢賢治「注文の多い料理店」(1924)
恐怖
どうしようもなくなって泣くしかないとき
この一文の背景を知る →
『注文の多い料理店』を見る
シェア
❝
幸福を待って待って、とうとう堪え切れずに家を飛び出してしまって、そのあくる日に、素晴らしい幸福の知らせが、捨てた家を訪れたが、もうおそかった。
太宰治「女生徒」(1939)
切なさ,運命への諦め
人生の皮肉を実感したとき
この一文の背景を知る →
『女生徒』を見る