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こんなよい月を一人で見て寝る
尾崎放哉「尾崎放哉選句集」
背景解説
これはSNS時代の究極のぼっち句なんだ。美しい月夜を見上げながら「あー、この感動を誰かと共有したいのに一人かよ」っていう、誰もが感じたことある寂しさをたった17文字で表現してる。でもこの「よい月」って言葉に、孤独の中にも確かな美しさを見つける放哉の強さが込められてるんだよね。
実はこの句を詠んだ翌年、放哉は謎めいた最期を遂げることになるのだが...
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入れものが無い両手で受ける
尾崎放哉
すばらしい乳房だ蚊がいる
尾崎放哉
墓地からもどって来ても一人
尾崎放哉
淋しいからだから爪がのび出す
尾崎放哉
底がぬけた柄杓で水を呑まうとした
尾崎放哉
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