堪(た)えがたいほど切ないものを胸に盛(い)れて忍んでいた。
夏目漱石夢十夜
背景解説
修行中の人物が、言葉にできないくらい切ない想いを心の中に抱えながら、必死にそれに耐えてる描写なんです。苦しみの中にある、言葉化できない深い感情—それが漱石が描きたかった人間の本当の姿。心身ともに限界まで追い詰められた時、初めて見えてくる本当の気持ちって、超リアルじゃないですか?
その切ない想いの正体は、実は想像もつかないような形で報われるんですが、それが現れるまでの葛藤が半端ない。
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