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やまなし
宮沢賢治(1923年)
童話
約15分
5,860字
自然
あらすじ — 蟹の子どもたちが見た、川底の二つの世界
五月と十二月——川底に暮らす蟹の兄弟が見た二つの光景。五月には恐ろしいカワセミが魚をさらい、十二月にはやまなしの実が静かに流れてくる。死と生、恐怖と幸福を、蟹の目線で描いた宮沢賢治の傑作童話。
この作品のひとふみ
クラムボンは笑ったよ。
宮沢賢治
クラムボンは死んだよ。
宮沢賢治
やまなしの匂いが、水の中に広がっていきました。
宮沢賢治
お父さんの蟹は遠めがねのような両方の眼をあらん限り延ばして言いました。
宮沢賢治
嘉十はもうほんたうに夢のやうにそれに見とれてゐたのです。
宮沢賢治
嘉十はもうまつたくじぶんと鹿とのちがひを忘れて、「ホウ、やれ、やれい。」と叫びながらすすきのかげから飛び出しました。
宮沢賢治
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