シェア
❝
クラムボンは笑ったよ。
宮沢賢治「やまなし」(1923)
不思議、幻想
言葉にできない感覚を表現したいとき
この一文の背景を知る →
『やまなし』を見る
シェア
❝
前途は遠い。そして暗い。然し恐れてはならぬ。恐れない者の前に道は開ける。
有島武郎「小さき者へ」(1918)
決意
先が見えなくて不安なとき
この一文の背景を知る →
『小さき者へ』を見る
シェア
❝
おれだって、金のある時はたびたび人に貸したことがある。しかしだれもけっして返したものがない。それだからおれはこのとおり愉快だ
夏目漱石「三四郎」(1908)
諦観、達観、優しさ
人間関係の本質を考えたいとき、執着から解放されたいとき
この一文の背景を知る →
『三四郎』を見る
シェア
❝
トロッコは線路を降りるように走り出した。 良平は眼を輝かせて、 両側の風景を見やった。
芥川龍之介「トロッコ」(1922)
希望
夢が叶った瞬間
この一文の背景を知る →
『トロッコ』を見る
シェア
❝
よだかはどこまでも、 どこまでも、 まっすぐに空へ のぼって行きました。
宮沢賢治「よだかの星」(1934)
決意
もう後戻りできないとき
この一文の背景を知る →
『よだかの星』を見る
シェア
❝
「こ、こ、殺される前に、こっちから殺してやるんだ」どもりがブッきら棒に投げつけた。
小林多喜二「蟹工船」(1929)
決意, 怒り, 絶望
圧倒的な苦しみと不公正に直面して、最後の抵抗を示したいとき
この一文の背景を知る →
『蟹工船』を見る
シェア
❝
血がきらいなのです。
江戸川乱歩「怪人二十面相」(1936)
不気味さ、奇妙さ
敵や困難な対手の正体を知りたいとき
この一文の背景を知る →
『怪人二十面相』を見る
シェア
❝
ジョバンニは、ばっと胸がつめたくなり、そこらじゅうきいんと鳴るように思いました。
宮沢賢治「銀河鉄道の夜」(1934)
屈辱,怒り
心ない言葉で傷つけられたとき
この一文の背景を知る →
『銀河鉄道の夜』を見る
シェア
❝
西洋の文明は積極的、進取的かも知れないがつまり不満足で一生をくらす人の作った文明さ
夏目漱石「吾輩は猫である」(1905)
問い
社会的成功や外的な達成だけを求めているとき
この一文の背景を知る →
『吾輩は猫である』を見る
シェア
❝
ああ、夫子が、——古今無双の射の名人たる夫子が、弓を忘れ果てられたとや?
中島敦「名人伝」(1942)
驚愕,畏敬
完璧すぎる忘却に直面したとき
この一文の背景を知る →
『名人伝』を見る
シェア
❝
お墓のなかで坊っちゃんの来るのを楽しみに待っております
夏目漱石「坊っちゃん」(1906)
切なさ
大切な人の死を受け入れ、自分の人生の終わりについて考えるとき
この一文の背景を知る →
『坊っちゃん』を見る
シェア
❝
完全は至るところにある。
岡倉天心「茶の本」(1906)
安らぎ,悟り
日常の中に美を見出すとき
この一文の背景を知る →
『茶の本』を見る
シェア
❝
多くの人々は一度もほんとうの自分にめぐりあわずに死んでいっているともいえるのである。
中井正一「美学入門」(1941)
悲しみ,寂しさ
自分の人生を振り返るとき
この一文の背景を知る →
『美学入門』を見る
シェア
❝
天は富貴を人に与えずして、これをその人の働きに与うるものなり
福沢諭吉「学問のすすめ」(1872)
決意
努力すれば人生が変わると信じたいとき、または努力の価値を確認したいとき
この一文の背景を知る →
『学問のすすめ』を見る
シェア
❝
まず内包的見地にあって、「いき」の第一の徴表は異性に対する「媚態」である。
九鬼周造「「いき」の構造」(1930)
知的興奮
日本の美意識について考えたいとき
この一文の背景を知る →
『「いき」の構造』を見る
シェア
❝
二百文の鳥目を島へ持って行く事が出来る。この金はお上からいただいたものである。自分の物というものは、生まれてから持った事がない。それを今懐に持っている。
森鷗外「高瀬舟」(1916)
切なさ、温かさ
初めて自分だけのものを手にしたとき
この一文の背景を知る →
『高瀬舟』を見る
シェア
❝
喜助はにっこり笑った。「お奉行様にはそう仰しゃるだろうと思っていました。しかし私はこれまでの暮しに比べると、島へ行くのがどんなに楽かしれません。」
森鷗外「高瀬舟」(1916)
衝撃、切なさ
底辺の生活を経験して、小さな幸せに気づくとき
この一文の背景を知る →
『高瀬舟』を見る
シェア
❝
嘉十はもうほんたうに夢のやうにそれに見とれてゐたのです。
宮沢賢治「やまなし」(1923)
恍惚,陶酔
美しい光景に心を奪われたとき
この一文の背景を知る →
『やまなし』を見る
シェア
❝
お志保の澄んだ眼を見る度に、 丑松は自分の嘘が 刃のように胸に突き刺さるのを 感じた。
島崎藤村「破戒」(1906)
罪悪感
好きな人に嘘をついているとき
この一文の背景を知る →
『破戒』を見る
シェア
❝
幸福を待って待って、とうとう堪え切れずに家を飛び出してしまって、そのあくる日に、素晴らしい幸福の知らせが、捨てた家を訪れたが、もうおそかった。
太宰治「女生徒」(1939)
切なさ,運命への諦め
人生の皮肉を実感したとき
この一文の背景を知る →
『女生徒』を見る