おれは食欲があるが、あんなものはいやだ。
フランツ・カフカ変身」(0)
阿呆はいつも彼以外のものを阿呆であると信じている。
芥川龍之介河童」(0)
どうせ死ぬのだと思うと、そこに世間もなければ主従もなかった。
菊池寛恩讐の彼方に」(1919)
非人情でなくっちゃ、こうは動けませんよ
夏目漱石草枕」(1906)
金が足りぬ。良いわ。金をこしらえい
ゲーテファウスト」(1808)
お前と首と、どっちか一つを選ばなければならないなら、私は首を諦めるよ
坂口安吾桜の森の満開の下」(1947)
すべての人間が神の前においては平等であることを知らない者の人間の世界において平均化を求める傾向である。
三木清人生論ノート」(1941)
自分の意志を中尉の意志の奴隷にするのと、あまり変わらないこと
菊池寛」(1920)
音楽にこんなに心を奪われていても、彼は動物なのだろうか。
フランツ・カフカ変身」(0)
「あんなものを熱心に見物する女はみんな間違っている」
夏目漱石三四郎」(1908)
問題は、お前が、何んの為めにかうしているかつていうことだ。
岸田国士紙風船」(1925)
読者諸君、事件は実に面白くなって来た。
江戸川乱歩D坂の殺人事件」(1925)
俺たちには、俺たちしか味方がねえんだな。初めて分かった
小林多喜二蟹工船」(1929)
なぜ女王を宮中へ入れるようなよけいなことを自分は考えついてお心を悩ます結果を作ったのだろう。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(17 絵合)」(1914)
なかなかに折りやまどはん藤の花たそがれ時のたどたどしくば
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(33 藤のうら葉)」(1914)
おれが行かず。お前様の代わりにおれが行かず
島崎藤村破戒」(1906)