蛭(ひる)が降るのです。木の枝から、雨のように蛭が降って来る。
泉鏡花高野聖
背景解説
蛭が雨のように降ってくる。このビジュアルのインパクトがすごい。泉鏡花の描写力は映画的で、読んでるだけで全身がゾワゾワする。しかもこれ、実際に飛騨の山中で起こり得ることなんだよね。現実と幻想の境界が曖昧になっていく、鏡花ワールドの入口。
空から降るのは雨じゃない。蛭だ。
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