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よだかはもう 泣きだしたいくらいでした。
宮沢賢治「よだかの星」
背景解説
「泣きだしたいくらい」であって、「泣いた」じゃない。この微妙な表現が切ない。泣けないんだよね、本当に辛いときって。涙も出ないくらい追い詰められてる。賢治はこういう感情の機微を、子ども向けの物語の中に自然に忍ばせる天才。
本当に辛いときは、泣けない。
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『よだかの星』の他のひとふみ
ああ、かぶとむしや、 たくさんの羽虫が、 毎晩僕のお口のなかにはいる。
宮沢賢治
お日さん、お日さん。 どうぞ私をあなたの処へ 連れてって下さい。 灼けて死んでもかまいません。
宮沢賢治
よだかはどこまでも、 どこまでも、 まっすぐに空へ のぼって行きました。
宮沢賢治
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