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論語物語
下村湖人(1938年)
約333分
133,017字
あらすじ — 孔子と弟子たちの対話が、生き生きとした物語として蘇る
下村湖人が論語のエピソードを物語形式で再構成した名著。孔子という人間の温かさ、厳しさ、ユーモアが小説のように描かれ、2500年前の師弟関係が生き生きと蘇る。「古典」というだけで敬遠してきた人にこそ読んでほしい、論語への最良の入門書。
この作品のひとふみ
孔子は一生こつこつと地上を歩きながら、天の言葉を語るようになった人である。天の言葉は語ったが、彼には神秘もなければ、奇蹟もなかった。
下村湖人
へつらうまい驕るまいと気を使うのは、まだ君の心のどこかに、へつらう心や驕る心が残っているからではあるまいかの。
下村湖人
冬になって見ると、どれがほんとうの常磐樹だかわかる。ふだんは、どの木も一様に青い色をしているが。
下村湖人
伯牛、わしは強いてお前の顔を見ようとはいわぬ。せめて声だけでも聞きたいと思って、久々でやって来たのじゃ。
下村湖人
永遠は現在の一瞬にある。刻下に道に生きる心こそ、生死を乗りこえて永遠に生きる心なのだ。
下村湖人
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