魂がどこかへあこがれて行ってしまう気がした。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(28 野分)」(1914)
孤独手の届かない想いに苦しむとき
体じゅうには健康がみちあふれている。
国木田独歩武蔵野」(1898)
活力体を動かして爽快感を感じているとき
ほんとうに長く同じであるものは悲しい目を見ます
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(20 朝顔)」(1914)
諦観長年連れ添った関係に不安を感じるとき
この時でさえ源氏の心は無情な人への恋しさでいっぱいだった。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(03 空蝉)」(1914)
恋慕別の人といても忘れられない人がいるとき
歴史は繰り返してはならないものだと思っている。
太宰治黄金風景」(1939)
決意同じ過ちを繰り返しそうになったとき
自分で自分の馬鹿を承知しているほど尊く見えることはない。
夏目漱石吾輩は猫である」(1905)
覚醒自分の愚かさに気づくとき
雑木でも束になっていれば心丈夫ですから。
夏目漱石私の個人主義」(1914)
ユーモア群れることの心理を理解したとき
富を得ていながら、欠けた事を思うほど、苦しい事は世間にない。
ゲーテファウスト」(1808)
虚無成功を収めても心が満たされないとき
よ、なぜ黙っている! 何とか言ってくれ! 嫌なら己を殺してくれ!
谷崎潤一郎痴人の愛」(1924)
狂気理性を失ったとき
晩に新しい下駄をおろすと狐がつくというよ
新美南吉」(1943)
恐怖根拠のない迷信に不安になったとき
この虹が人間の努力の影だ
ゲーテファウスト」(1808)
洞察人生を俯瞰したとき
おまえはもうカムパネルラを探してもむだだ
宮沢賢治銀河鉄道の夜」(1934)
諦念大切な人を失った現実を受け入れるとき
道に迷うことを苦にしてはならない。
国木田独歩武蔵野」(1898)
達観人生の選択に迷っているとき
こうして変わらない愛をかける源氏に真心から信頼している様子に同情がされた。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(23 初音)」(1914)
慈愛相手の欠点を受け入れるとき
そうとは言っても露骨に反感を見せたり、軽蔑的な態度をとったりすることのないのを源氏はうれしく思った。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(09 葵)」(1914)
恋慕好きな人に完全に拒絶されていないことに希望を見出したいとき
私がよそに行っている時、あなたは寂しいの。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(07 紅葉賀)」(1914)
慈愛大切な人を気遣うとき
貧乏でも人にへつらわない、富んでも人に驕らない。
下村湖人現代訳論語」(1949)
誇り自分の立場を見つめ直すとき
義援金を出してから、会う人ごとに義援金を取られた、取られたと言いふらしている
夏目漱石吾輩は猫である」(1905)
呆然寄付を求められるとき
毛をもって装飾されるべき顔がつるつるしてまるでやかんのようだ。
夏目漱石吾輩は猫である」(1905)
困惑初めて人間を見たとき
いくかへり行きかふ秋を過ごしつつ浮き木に乗りてわれ帰るらん
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(18 松風)」(1914)
無常人生の流転を感じているとき