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けれどもほんとうのさいわいは 一体何だろう
宮沢賢治「銀河鉄道の夜」
背景解説
冒頭と同じ問いが、カムパネルラを失った後にもう一度出てくる。同じ言葉なのに、重さがまるで違う。大切な人を失った後に問う「幸せとは何か」。賢治は答えを書かなかった。でも、この問いを持ち続けること自体が、ジョバンニの、そして読者の旅になる。
同じ問いなのに、涙が出る理由。
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ほんとうのさいわいは 一体何だろう
宮沢賢治
カムパネルラ、 僕たち一緒に行こうねえ
宮沢賢治
なにがしあわせか わからないです。
宮沢賢治
僕はもう、あのさそりのように、 ほんとうにみんなの幸のためならば 僕のからだなんか 百ぺん灼いてもかまわない
宮沢賢治
どこまでもどこまでも 一緒に行こう
宮沢賢治
そうだ僕は知っていたのだ、もちろんカムパネルラも知っている。
宮沢賢治
ジョバンニは、ばっと胸がつめたくなり、そこらじゅうきいんと鳴るように思いました。
宮沢賢治
野原から汽車の音が聞こえてきました。
宮沢賢治
銀河ステーション、銀河ステーションと言う声がしたと思うと、いきなり眼の前が、ぱっと明るくなって。
宮沢賢治
ほんとうにあなたのほしいものはいったい何ですかと訊こうとして。
宮沢賢治
ジョバンニは、そのカムパネルラはもうあの銀河のはずれにしかいないというような気がしてしかたなかったのです。
宮沢賢治
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