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維康を一人前の男に出世させたら本望や
織田作之助「夫婦善哉」(1940)
献身 →
愛する人のために尽くそうと決めたとき →
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二十一年の大誓願、端なくも今宵成就いたした
菊池寛「恩讐の彼方に」(1919)
歓喜 →
長年の夢がついに叶ったとき →
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自分等の年頃の青年にしては変態になったのではないかしらんとも考えた。
岡本かの子「老妓抄」(1938)
不安 →
自分の感情に戸惑うとき →
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明治の木にはとうてい仁王は埋まっていないものだと悟った
夏目漱石「夢十夜」(1908)
諦念 →
理想と現実の違いに直面したとき →
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えらい駆け落ちをしてしまったという悔いが一瞬あった。
織田作之助「夫婦善哉」(1940)
後悔 →
取り返しのつかないことをしたと気づいたとき →
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賊ながらも、不公平なたたかいはしたくないと心がけているのかもしれません。
江戸川乱歩「怪人二十面相」(1936)
皮肉 →
悪人にも筋が通っているとき →
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昔の例を見ても、年が若くて官位の進んだ、そして世の中に卓越した人は長く幸福でいられないものである。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(17 絵合)」(1914)
無常 →
成功の絶頂にいるときに感じる不安 →
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武蔵野の美といった、美というよりむしろ詩趣といいたい、そのほうが適切と思われる。
国木田独歩「武蔵野」(1898)
美意識 →
日常の風景に美しさを感じているとき →
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織物などもやはり古い物のほうに芸術的なものが多い
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(32 梅が枝)」(1914)
洞察 →
物事の本質や価値について考えるとき →
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何が駄目なんだか今でも分からない。
夏目漱石「坊っちゃん」(1906)
困惑 →
理不尽な扱いを受けたとき →
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歴史は繰り返してはならないものだと思っている。
太宰治「黄金風景」(1939)
決意 →
同じ過ちを繰り返しそうになったとき →
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人間が変わったのではない。人間は元来そういうものであり、変わったのは世相の上皮だけのことだ。
坂口安吾「堕落論」(1947)
諦念 →
理想と現実のギャップに打ちのめされたとき →
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我々に直接に与えられているものは「我々」である。
九鬼周造「「いき」の構造」(1930)
覚悟 →
自分のアイデンティティを見つめ直すとき →
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もう、どうでもいいという、勇者に似つかわしくない投げやりな根性が、心の隅に巣食った。
太宰治「走れメロス」(1940)
絶望 →
諦めそうになったとき →
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「私は本当に、このおかしくなったような、男の度を越したヒステリーともいうべき発作に悩まされました」
谷崎潤一郎「痴人の愛」(1924)
狂気 →
恋に狂うとき →
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そんなことをしてはたいへんよ。世間体もあります。私が生きている間は邸を人手に渡すなどということはできるものではない。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(15 蓬生)」(1914)
覚悟 →
プライドと信念を貫きたいとき →
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僕の視野のうちに妙なものを見つけ出した。妙なものを?――というのは絶えずまはっている半透明の歯車だった。
芥川龍之介「歯車」(1927)
不安 →
現実感を失いそうになったとき →
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我々人間は正義とか人道とかいうことを真面目に思う、しかし河童はそんなことを聞くと、腹をかかえて笑い出すのです。
芥川龍之介「河童」(0)
皮肉 →
常識や正義について疑問を感じているとき →
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ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん
中原中也「山羊の歌」(1934)
郷愁 →
なんとも言えない懐かしさに包まれたとき →
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真に自己に内在的なものは超越的なものによって媒介されたものでなければならない。
三木清「哲学入門」(1940)
畏怖 →
自分の内面と外界の関係を考えるとき →
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