法善寺横丁の水掛不動の前を 二人は並んで歩いた。 何度この道を通ったことか。 足が覚えている道であった。
織田作之助夫婦善哉
背景解説
「足が覚えている道」っていう表現が天才的。頭じゃなくて足が覚えてる。体に染み込んだ日常。二人で何度も歩いた道は、もう意識しなくても歩ける。それが「夫婦」ってことなんだろうな。
体が覚えてる道が、家路になる。
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