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臆病な自尊心と、 尊大な羞恥心
中島敦「山月記」
背景解説
才能があると信じたいけど、試して否定されるのが怖い。だからプライドを盾にして、誰にも見せない。これ、現代でいう「本気出してないだけ」と同じ構造なんだよね。中島敦は1942年にこの心理を完璧に言語化した。100年近く経っても色褪せない、人間の弱さの核心。
この8文字が、あなたの中の「虎」を暴く。
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『山月記』の他のひとふみ
人間は誰でも猛獣使であり、 その猛獣に当るのが、 各人の性情だという。
中島敦
己の珠に非ざることを 惧れるが故に、 敢て刻苦して磨こうともせず
中島敦
理由も分らずに 押付けられたものを 大人しく受取って、 理由も分らずに生きて行くのが、 我々生きもののさだめだ。
中島敦
この胸を灼く悲しみを、 誰かに訴えたいのだ。
中島敦
今の己が残りの人間の心を 失えば、恐らく獣としての 己の中に完全に 沈んでしまうであろう。
中島敦
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