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御存じでしょうが彼は元来、金持の息子でしたから、今まではただ遊び暮していたのです。ところがその金を使い果すと、今度は手の裏をかえしたように、誰も相手にしてくれません。
芥川龍之介「杜子春」(1920)
裏切り、孤独
お金や地位がなくなった途端、周囲の態度が変わったとき
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走れ!メロス。
太宰治「走れメロス」(1940)
決意
自分を奮い立たせたいとき
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グレゴールがまたわたしたちのところへもどってきたときに、なんにも変っていないことを見て、それだけたやすくそれまでのことが忘れられるようにしておくことがいちばんいい
フランツ・カフカ「変身」(0)
希望、切なさ、祈り
変身したわが子の回復を信じ続けたいとき
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今までは全く他人本位で、根のない萍のように、そこいらをでたらめに漂よっていたから、駄目であった
夏目漱石「私の個人主義」(1914)
痛み
人の意見に流されて自分を見失ったとき
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どんな人間にだって、よしんばただのひとところだけでも、他人(ひと)からいたわってもらえるところがなくちゃなりませんからな!
ドストエフスキー「罪と罰」(0)
切なさ
自分の惨めさを認識しながらも、人間らしい尊厳を求めるとき
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桜の花の返り咲き、長い旅の夢、松虫は皆何かヘルンの死ぬ知らせであったような気が致しまして、これを思うと、今も悲しさにたえません。
小泉節子「思い出の記」(1908)
切なさ, 喪失感, 後悔
失った人の死の予兆を後から気づいたとき
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欲を捨ててしまえばいいのです。欲さえ捨ててしまえば、誰にでもすぐ使えるのです。
芥川龍之介「魔術」(1920)
皮肉、真理
何かを手に入れたいのに、その条件が矛盾しているとき
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私は leben せんためには denken しなければならないと思った。
倉田百三「愛と認識との出発」(1921)
知的情熱
なぜ学ぶのか、なぜ考えるのか迷ったとき
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下人の心には、 ある勇気が生まれて来た。
芥川龍之介「羅生門」(1915)
覚醒
何かを決意したとき
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内心では勿論弟子の僧が、自分を説伏(ときふ)せて、この法を試みさせるのを待っていたのである。
芥川龍之介「鼻」(1916)
切なさ, 決意
自分を変えたいのに、誰かの後押しを待っているとき
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ソシテワスレズ
宮沢賢治「雨ニモマケズ」(0)
責任感
一度理解したことを大事にしたいとき
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私は、信頼に 報いなければならぬ。
太宰治「走れメロス」(1940)
決意
約束を守りたいとき
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前にはあのようにつけつけとは哂わなんだて。
芥川龍之介「鼻」(1916)
孤独, 切なさ, 悲しみ
自分の変化を周囲が受け入れてくれないことに気づいたとき
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人間は可憐であり脆弱であり、それ故愚かなものであるが、堕ちぬくためには弱すぎる。
坂口安吾「堕落論」(1947)
希望
絶望的な状況の中でも、人間の本質を信じたいとき
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幸福は人格である。ひとが外套を脱ぎすてるようにいつでも気楽にほかの幸福は脱ぎすてることのできる者が最も幸福な人である
三木清「人生論ノート」(1941)
気づき
幸せの意味がわからなくなったとき
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でも、それは箱です。
江戸川乱歩「怪人二十面相」(1936)
戦慄
予告時刻を過ぎても異状がないと安心したいとき
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その時私は明治の精神が天皇に始まって天皇に終ったような気がしました。最も強く明治の影響を受けた私どもが、その後(あと)に生き残っているのは必竟(ひっきょう)時勢遅れだという感じが烈(はげ)しく私の胸を打ちました。
夏目漱石「こころ」(1914)
喪失感, 絶望, 時代への違和感
自分が所属していた時代や価値観が終わったと感じるとき、生きる意味を失ったとき
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百年はもう来ていたんだな
夏目漱石「夢十夜」(1908)
希望, 喜び, 切なさ
長く待った先に予期しない幸福を発見したとき
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芸術は長く、人生は短い。 しかし人生なくして 芸術はあり得ない。
有島武郎「生れ出づる悩み」(1918)
覚悟
限られた時間の中で何かを成し遂げたいとき
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髪をきちんとして、 それから靴の泥を落してください。
宮沢賢治「注文の多い料理店」(1924)
好奇心
言われるがままに従ってしまうとき
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