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斜陽
太宰治(1947年)
約239分
95,425字
あらすじ — 没落する貴族の娘が見た、戦後の日本
戦後の日本。かつて華族だったかず子の一家は、没落の一途をたどる。母は美しく気高いまま衰え、弟の直治は戦地から帰ってきたものの酒と薬に溺れる日々。かず子は既婚の作家・上原に恋をし、古い道徳を捨てて「革命」を起こそうとする。太宰治が戦後の混乱と人間の弱さ、そして「生きること」の意味を、没落貴族の視点から描いた長編。タイトルの「斜陽」は、沈みゆく太陽=滅びゆく階級の象徴。でもそこには、沈みながらも最後まで輝こうとする人間の姿がある。
この作品のひとふみ
人間は恋と革命のために 生れて来たのだ。
太宰治
金魚のふんみたいに ついて歩くなんて
太宰治
不良とは、 優しさの事ではないかしら。
太宰治
革命は、 まだ終っていないのだ。
太宰治
私たちの恥を 見せてあげよう
太宰治
古い道徳とどこまでも争い、 太陽のように生きるつもりです
太宰治
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