哲学は常識の単なる延長でもなければ、科学の単なる拡張でもない。
三木清哲学入門」(1940)
やは肌のあつき血汐にふれも見でさびしからずや道を説く君
与謝野晶子みだれ髪」(1901)
文明の事を行う者は私人の人民であり、その文明を護る者は政府だ
福沢諭吉学問のすすめ」(1872)
それを受けた大理石のような白い美しい手はどこにも見つかりません。
有島武郎一房の葡萄」(1920)
私を取り巻く人の運命が、大きな輪廻のうちに、そろそろ動いているように思われた。
夏目漱石こころ」(1914)
人が自分を知ってくれないということは少しも心配なことではない。
下村湖人現代訳論語」(1949)
人生などというものは、せめて好きな楽しみでもして暮らしてしまいたい。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(21 乙女)」(1914)
お前はこの世界へ生れて来るかどうか、よく考えた上で返事をしろ。
芥川龍之介河童」(0)
「生」において、「美」は死滅する。しかし、「芸術」においては、死滅しない。
レオナルド・ダ・ヴインチレオナルド・ダ・ヴインチの手記」(1914)
見よ、鳶は羽ばたきもせず中空から石のように落ちて来るではないか。
中島敦名人伝」(1942)