シェア
❝
人格は地の子らの最高の幸福であるというゲーテの言葉ほど、幸福についての完全な定義はない。
三木清「人生論ノート」(1941)
納得,感動
人生の幸福とは何かを深く考えているとき
この一文の背景を知る →
『人生論ノート』を見る
シェア
❝
檸檬の冷たさは たとえようもなくよかった。
梶井基次郎「檸檬」(1925)
安堵
ふとした瞬間に救われたとき
この一文の背景を知る →
『檸檬』を見る
シェア
❝
小人が過ちを犯すと、必ずそれをかざるものである。
下村湖人「現代訳論語」(1949)
痛み,自省
自分の失敗を隠そうとするとき
この一文の背景を知る →
『現代訳論語』を見る
シェア
❝
毎日毎日、失敗に失敗を重ねて、あか恥ばかりかいていたら、少しは重厚になるかも知れない。
太宰治「女生徒」(1939)
自己嫌悪,皮肉
自分の軽薄さに嫌気がさしたとき
この一文の背景を知る →
『女生徒』を見る
シェア
❝
お前はその風の中に何かしら人間の力では遂に到達し得ない或る楽天的なものを嗅ぎ出しているようであった。
堀辰雄「風立ちぬ」(1938)
切なさ
大切な人の強さに胸を打たれたとき
この一文の背景を知る →
『風立ちぬ』を見る
シェア
❝
理由も分らずに 押付けられたものを 大人しく受取って、 理由も分らずに生きて行くのが、 我々生きもののさだめだ。
中島敦「山月記」(1942)
諦念
人生の理不尽さを感じたとき
この一文の背景を知る →
『山月記』を見る
シェア
❝
心の中には明るい火が赫いている。
ゲーテ「ファウスト」(1808)
情熱,意志
盲目になっても理想を追い続けるとき
この一文の背景を知る →
『ファウスト』を見る
シェア
❝
ごんは、お念仏がすむまで、井戸のそばにしゃがんでいました。兵十の母の葬列を見送りながら、ごんは思いました。
新美南吉「ごんぎつね」(1932)
悲しみ、反省
取り返しのつかないことをしてしまったとき
この一文の背景を知る →
『ごんぎつね』を見る
シェア
❝
古きものを愛護しつつ新しき知識を求める人であれば、人を導く資格がある。
下村湖人「現代訳論語」(1949)
知恵
伝統と革新のバランスに悩むとき
この一文の背景を知る →
『現代訳論語』を見る
シェア
❝
内供のそう云う策略をとる心もちの方が、より強くこの弟子の僧の同情を動かしたのであろう。
芥川龍之介「鼻」(1916)
希望, 温情
誰かの本当の気持ちに気づき、信頼を深めるとき
この一文の背景を知る →
『鼻』を見る
シェア
❝
旅僧が一人、汽車の中で私に話した事を、ここにそのまま書く。
泉鏡花「高野聖」(1900)
好奇心
誰かの不思議な体験談に引き込まれたとき
この一文の背景を知る →
『高野聖』を見る
シェア
❝
嗚呼、余は此書を見て始めて我地位を明視し得たり。恥かしきはわが鈍(にぶ)き心なり。
森鷗外「舞姫」(1890)
悔悟,自覚,切なさ
恋人の手紙を読んで、自分の無神経さに気づいたとき
この一文の背景を知る →
『舞姫』を見る
シェア
❝
是れから以来は一切万事英語と覚悟を極めて
福沢諭吉「福翁自伝」(1899)
決意,前向き
新しい時代に対応するため方向転換を決めたとき
この一文の背景を知る →
『福翁自伝』を見る
シェア
❝
蝶子は柳吉に惚れていた。 惚れた相手なら仕方がないと 思うのが女の悲しさであった。
織田作之助「夫婦善哉」(1940)
切なさ
好きな人にどうしても甘くなってしまうとき
この一文の背景を知る →
『夫婦善哉』を見る
シェア
❝
辺鄙で不便なのをも心にかけず、俸給も独り身の事であるから沢山は要らないから、赴任したようでした。
小泉節子「思い出の記」(1908)
決意, 希望
自分の信念のために不便さを受け入れようとするとき
この一文の背景を知る →
『思い出の記』を見る
シェア
❝
海蔵は自分がはずかしくなりました。
新美南吉「牛をつないだ椿の木」(1943)
恥、気づき
自分の小ささに気づいた瞬間
この一文の背景を知る →
『牛をつないだ椿の木』を見る
シェア
❝
自然にふれることで、自分のほんとうのあるべき、守るべき姿にぶっつかり、ほんとうの自由な自分、いとおしむべき、健康な、大切にすべき自分に気がつくことは、大変なことである。死んでも守らなければならない自分を、発見することでもあるのである。
中井正一「美学入門」(1941)
自己発見
自分が何者かわからなくなったとき
この一文の背景を知る →
『美学入門』を見る
シェア
❝
金を遺すのはよろしい、事業を遺すのもよろしい、しかしながらそれよりも何よりも、われわれは後世の人に何を遺すことができるか。
内村鑑三「後世への最大遺物」(1897)
問いかけ,深い思索
人生の真の価値について考えを巡らせるとき
この一文の背景を知る →
『後世への最大遺物』を見る
シェア
❝
馬鹿々々しい、こんな処に誰が居るものか
福沢諭吉「福翁自伝」(1899)
憤慨,決断
理不尽な扱いを受けて故郷を出る決意を固めたとき
この一文の背景を知る →
『福翁自伝』を見る
シェア
❝
しかし、ヘルンは辺鄙なところ程好きであったのです。東京よりも松江がよかったのです。日光よりも隠岐がよかったのです。
小泉節子「思い出の記」(1908)
決意、こだわり
世間的な価値観に逆らいたいとき、自分の本当の気持ちを貫きたいとき
この一文の背景を知る →
『思い出の記』を見る