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あれは薬を使うのではない、法の力でもない、ただ膚の美しさに因って人間が畜生になるのだ。
泉鏡花「高野聖」(1900)
戦慄
欲望の恐ろしさに気づいたとき
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努力して努力する、それは眞のよいものでは無い。努力を忘れて努力する、それが眞の好いものである。
幸田露伴「努力論」(1912)
ハッとする
がんばりすぎて疲れたとき
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美しいものを美しいままで終らせたいということは一般的な心情の一つのようだ。
坂口安吾「堕落論」(1947)
切なさ、諦観
理想と現実のギャップに直面したとき
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日本一の桃太郎は鬼が島の鬼を征伐した後、宝物の車に乗り、意気揚々と帰って来たのであった。
芥川龍之介「桃太郎」(1924)
皮肉、批判
勝者の正義に違和感を覚えるとき
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彼はもう花の下にねることもその冷めたい花びらが降りかかる下に寝ることも怖ろしいとは思いませんでした。
坂口安吾「桜の森の満開の下」(1947)
解放、悟り
恐怖を乗り越えたとき
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どんな人間にだって、よしんばただのひとところだけでも、他人(ひと)からいたわってもらえるところがなくちゃなりませんからな!
ドストエフスキー「罪と罰」(0)
切なさ
自分の惨めさを認識しながらも、人間らしい尊厳を求めるとき
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お母さん、お手々がちんちんする。お手々がちんちんする。
新美南吉「手袋を買いに」(1943)
可愛さ、切なさ
子供の素直な言葉に胸を打たれるとき
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鳥も獣も一疋も居やがらん。なんでも構わないから、早くタンタアーンと、やって見たいもんだなあ。
宮沢賢治「山越え」(1921)
焦燥感、暴力衝動
獲物がいない山で、何でもいいから撃ちたい欲望に駆られたとき
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あの通りの眉や鼻が木の中に埋っているのを、鑿と槌の力で掘り出すまでだ。まるで土の中から石を掘り出すようなものだからけっして間違うはずはない
夏目漱石「夢十夜」(1908)
驚き
自分の認識が根本から変わるとき
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嗚呼、余は此書を見て始めて我地位を明視し得たり。恥かしきはわが鈍(にぶ)き心なり。
森鷗外「舞姫」(1890)
悔悟,自覚,切なさ
恋人の手紙を読んで、自分の無神経さに気づいたとき
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幸福は一夜おくれて来る。 幸福は、――
太宰治「女生徒」(1939)
切なさ
幸せがなかなか来ないと感じるとき
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おれは何事によらず長く心配しようと思っても心配が出来ない男だ。
夏目漱石「坊っちゃん」(1906)
達観、諦念
学校での失敗を気にしない自分の性質を自覚したとき
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西洋の文明は積極的、進取的かも知れないがつまり不満足で一生をくらす人の作った文明さ
夏目漱石「吾輩は猫である」(1905)
問い
社会的成功や外的な達成だけを求めているとき
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生きよ堕ちよ、その正当な手順の外に、真に人間を救い得る便利な近道が有りうるだろうか。
坂口安吾「堕落論」(1947)
決意
人生に迷い、理想と現実のギャップに苦しんでいるとき
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内供は実にこの鼻によって傷つけられる自尊心のために苦しんだのである。
芥川龍之介「鼻」(1916)
悲しみ, 自己嫌悪
自分の欠点に直面したとき
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考えてるのよ!
ドストエフスキー「罪と罰」(0)
決意
自分の怠惰を指摘されて、それでも自分が何をしているのか問われたとき
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親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。
夏目漱石「坊っちゃん」(1906)
自嘲, 諦観
自分の人生を冷徹に見つめたいとき
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堕ちる道を堕ちきることによって、自分自身を発見し、救わなければならない。
坂口安吾「堕落論」(1947)
決意
底まで落ちてしまった時、どう前に進むか迷っているとき
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いろいろ注文が多くて うるさかったでしょう。 お気の毒でした。 もうこれだけです。
宮沢賢治「注文の多い料理店」(1924)
恐怖
安心させる言葉が一番怖いとき
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惚れて夫婦になる必要があるうちは、小説を初からしまいまで読む必要があるんです
夏目漱石「草枕」(1906)
怒り、決意、諦観
人生の選択肢に直面したとき、自分の生き方の自由さについて考えたいとき
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