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わたしはくちびるにべにをぬって、あたらしい白樺の幹に接吻した。
萩原朔太郎「月に吠える」(1917)
切なさ →
誰かを愛したくて仕方ないとき →
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もうどこへも行く先がなかったんですからな
ドストエフスキー「罪と罰」(0)
絶望 →
最後の選択肢しか残されていないとき →
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私は母の手紙の言葉をここで繰り返すことに耐えられない。涙が流れ込んできて、筆を持つ手の動きが止まるからだ。
森鷗外「舞姫」(1890)
悲しみ →
大切な人を失ったとき →
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これは経験が私たちを強いて私たちの基礎に置かせた原理の否定し難い一つの帰結なのです。
アインシュタイン「相対性理論」(1916)
覚悟 →
理論の必然的な結論を受け入れるとき →
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このような話を聞き、このような場所を見てきた後、これを人に語りたがらない者が果たしているだろうか。
柳田国男「遠野物語」(1910)
好奇心 →
感動した体験を誰かに伝えたいとき →
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天から降ったか、地から湧いたか。
夢野久作「ドグラ・マグラ」(1935)
ユーモア →
自分の出自が全くわからない状況を客観視したとき →
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軍隊を歓迎する前にまず自分を歓迎したいのである。
夏目漱石「吾輩は猫である」(1905)
諦観 →
社会の義務と個人の事情が対立するとき →
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しめた! すばらしい葬送曲が出来るぞ。
芥川龍之介「河童」(0)
狂気 →
他人の不幸を自分の利益に変えようとしているとき →
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白桃の花だと思います
泉鏡花「高野聖」(1900)
恋慕 →
美しいものに心を奪われたとき →
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新しくせねばならぬと思うところの旧いものは、未練気なく斥けてしまわねばならぬのである。
幸田露伴「努力論」(1912)
覚悟 →
自分を変えたいと思いながらも古い習慣に縛られているとき →
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こうして変わらない愛をかける源氏に真心から信頼している様子に同情がされた。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(23 初音)」(1914)
慈愛 →
相手の欠点を受け入れるとき →
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猫、猫、猫、猫、猫、猫、猫。どこを見ても猫ばかりだ。
萩原朔太郎「猫町」(1935)
恐怖 →
現実が完全に崩壊したとき →
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私はその四文字から新たに出発したのです。
夏目漱石「私の個人主義」(1914)
決意 →
人生をやり直そうと決めたとき →
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人間三百六十五日、何の心配もない日が、一日、いや半日あったら、それは幸せな人間です。
太宰治「ヴィヨンの妻」(1947)
諦念 →
人生の苦労を痛感したとき →
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そしてよだかの星は燃えつづけました。いつまでもいつまでも燃えつづけました。
宮沢賢治「よだかの星」(1934)
静寂 →
永続する美しさに触れたとき →
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しかし東京ないし大阪のようになるということは、必ずしもこれらの都市が踏んだと同一な発達の道筋によるということではない。
芥川龍之介「魔術」(1920)
希望 →
地方都市の発展可能性について考えるとき →
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僕はロツクを恐れている。
芥川龍之介「河童」(0)
不安 →
ライバルや他人と比較して劣等感を感じているとき →
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そう考えるとたまらないほど、自分もカムパネルラも哀れなような気がするのでした。
宮沢賢治「銀河鉄道の夜」(1934)
孤独 →
勉強についていけず、周りから取り残されたとき →
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いったい誰が微生高を正直者などと言い出したのだ。
下村湖人「現代訳論語」(1949)
皮肉 →
偽善に気づいたとき →
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この世でこんなに人を喜ばせることのできる源氏は前世ですばらしい善業があったのであろう。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(07 紅葉賀)」(1914)
感嘆 →
才能や魅力に恵まれた人を見たとき →
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