小さき者よ。不幸なそして同時に幸福な汝等の父と母との祝福を胸にしめて人の世の旅に登れ。
有島武郎小さき者へ
背景解説
「不幸なそして同時に幸福な」という矛盾した表現が、有島武郎の正直さを表してる。母を亡くした子どもは不幸。でも両親の愛を受けたことは幸福。人生にはいつも矛盾がある。その矛盾を抱えたまま、それでも「人の世の旅に登れ」と送り出す父の覚悟。
不幸と幸福は、同時に存在する。
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