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これならば完全だ、欠点がないという女は少ないものだと私は今やっと気がつきました。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(02 帚木)」(1914)
諦観 →
完璧な恋人を求めて悩んでいるとき →
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僕の魂のアフリカはどこまでもぼうぼうと広がっている。
芥川龍之介「或阿呆の一生」(1927)
畏怖 →
自分の内面の深さを恐れるとき →
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ああ、かぶとむしや、たくさんの羽虫が、毎晩僕に殺される。
宮沢賢治「よだかの星」(1934)
苦悩 →
自分の存在そのものに疑問を感じるとき →
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とほい空でぴすとるが鳴る。またぴすとるが鳴る。
萩原朔太郎「月に吠える」(1917)
不安 →
何か不穏な予感がするとき →
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新! 行ってお父さんを呼び返してこい。
菊池寛「父帰る」(1917)
後悔 →
取り返しのつかないことをしたとき →
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人生は何事もしないには余りに長いが、何事かをするには余りに短い。
中島敦「山月記」(1942)
諦念 →
やりたいことがあるのに行動に移せずにいるとき →
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私らは与に生きているのである。
倉田百三「愛と認識との出発」(1921)
連帯 →
人間同士の繋がりの大切さを実感したとき →
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社会の虫なりというような次第で、それはそれは卑劣とも何とも実に言いようのない悪い事をして少しも恥じない
福沢諭吉「福翁自伝」(1899)
後悔 →
過去の行動を振り返るとき →
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昔から、人魚は不吉なものとされている。
小川未明「赤い蝋燭と人魚」(1921)
恐怖 →
偏見や迷信に直面したとき →
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何故このように年をば取る
樋口一葉「たけくらべ」(1895)
困惑 →
大人になることに戸惑うとき →
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言葉を世間の読者に寄せる。君たちもたいてい蟹なんですよ。
芥川龍之介「猿蟹合戦」(1923)
諦念 →
自分の立場を客観視したいとき →
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このような話を聞き、このような場所を見てきた後、これを人に語りたがらない者が果たしているだろうか。
柳田国男「遠野物語」(1910)
好奇心 →
感動した体験を誰かに伝えたいとき →
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諸君、ご機嫌よう。僕はもう酔っ払ってるんです。しかし、飲みましょう。そして、踊りましょう
江戸川乱歩「黒蜥蜴」(1934)
狂気 →
自分を見失いそうになったとき →
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あなたが生んだという賢一郎は二十年も前に築港で死んでいる。
菊池寛「父帰る」(1917)
決意 →
過去と決別したいとき →
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母ちゃん、お星さまは、あんな低いところにも落ちてるのねえ
新美南吉「手袋を買いに」(1943)
好奇心 →
世界の美しさに気づいたとき →
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なぜ女王を宮中へ入れるようなよけいなことを自分は考えついてお心を悩ます結果を作ったのだろう。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(17 絵合)」(1914)
後悔 →
自分の善意が他者を苦しめてしまったとき →
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天主閣は、明治の新政府に参与した薩長土肥の足軽輩に理解されるべく、あまりに大いなる芸術の作品であるからである。
芥川龍之介「魔術」(1920)
皮肉 →
文化的価値を理解されず、美しいものが破壊されるとき →
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籠や鎌は捨てておいて、子だけ持って行くのだよ
森鷗外「高瀬舟」(1916)
決意 →
愛する人のために自分を犠牲にする決断をしたとき →
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ああああ、もう少しの間だ
夏目漱石「三四郎」(1908)
絶望 →
夜の孟宗竹藪で →
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時には風の音や鶴の鳴き声にも驚きました
福沢諭吉「福翁自伝」(1899)
恐怖 →
暗殺を恐れているとき →
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