私が死んでしまったあとであなたはどうなるのだろう
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(05 若紫)」(1914)
不安大切な人の将来を案じるとき
失敗をこわがる人は科学者にはなれない。
寺田寅彦科学者とあたま」(1933)
覚悟挑戦を迷っているとき
青白い番兵は気にかかる。
宮沢賢治やまなし」(1923)
好奇心正体不明のものに出会ったとき
富士山、さようなら、お世話になりました。
太宰治富嶽百景」(1939)
ユーモア別れの瞬間に込めた想いを表すとき
求婚者を多数に持つ女の中の模範的な女だと源氏と内大臣は玉鬘を言っていたそうである。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(30 藤袴)」(1914)
無常自分の価値を客観視するとき
俺たちには、俺たちしか味方がねえんだな。初めて分かった
小林多喜二蟹工船」(1929)
覚悟頼りにしていた存在に裏切られたとき
どうしても我ら猫族が親子の愛を全うするには人間と戦ってこれを滅ぼさねばならない。
夏目漱石吾輩は猫である」(1905)
決意不正義に立ち向かうとき
人が自分を知ってくれないということは少しも心配なことではない。
下村湖人現代訳論語」(1949)
静寂評価されないことに悩むとき
人間は永遠に堕ち抜くことはできないだろう。なぜなら人間の心は苦難に対して鋼鉄のようではありえない。
坂口安吾堕落論」(1947)
希望自分の弱さを責めすぎて立ち直れなくなったとき
いやだったら、いやだったら、いやだったら!
新美南吉」(1943)
悲しみ大切な人を失う恐怖に襲われたとき
物の錆びたことによって人間の古くなったことも思われる。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(20 朝顔)」(1914)
無常時の流れと自分の老いを実感するとき
いくかへり行きかふ秋を過ごしつつ浮き木に乗りてわれ帰るらん
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(18 松風)」(1914)
無常人生の流転を感じているとき
運命に従順な人間の姿は奇妙に美しいものである。
坂口安吾堕落論」(1947)
哀愁どうにもならない現実を受け入れるしかないとき
私はちょうど霧の中に閉じ込められた孤独の人間のように立ち竦んでしまったのです。
夏目漱石私の個人主義」(1914)
孤独将来への道筋が見えず迷っているとき
時には風の音や鶴の鳴き声にも驚きました
福沢諭吉福翁自伝」(1899)
恐怖暗殺を恐れているとき
窮屈な境遇の源氏はこうした山歩きの経験がなくて、何もかもみな珍しく面白く思われた。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(05 若紫)」(1914)
解放感日常の息苦しさから逃れたいとき
おれは食欲があるが、あんなものはいやだ。
フランツ・カフカ変身」(0)
孤独他者との違いを痛感するとき
なぜならばそのすべては自明のことのように聞こえるからです。
アインシュタイン相対性理論」(1916)
好奇心当たり前だと思っていることを疑うとき
男つていうものは、家にいることを、どうしてさう恩に着せるんでしょう。
岸田国士紙風船」(1925)
皮肉パートナーの行動パターンに疑問を感じたとき
人生は元来そうしたものなのですよ。無常の世なのだから。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(33 藤のうら葉)」(1914)
無常人生の変転を感じたとき