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ああ、かぶとむしや、 たくさんの羽虫が、 毎晩僕のお口のなかにはいる。
宮沢賢治「よだかの星」
背景解説
生きるために虫を食べなきゃいけない。でもその虫にも命がある。「食べる」という行為そのものに罪悪感を持つよだかは、ある意味究極の優しさを持っている。これは食物連鎖の話であると同時に、「生きているだけで誰かを傷つけている」という存在の根本的な問いかけ。
生きることは、誰かを傷つけること。
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『よだかの星』の他のひとふみ
よだかは実にみにくい鳥でした。
宮沢賢治
よだかはもう 泣きだしたいくらいでした。
宮沢賢治
お日さん、お日さん。 どうぞ私をあなたの処へ 連れてって下さい。 灼けて死んでもかまいません。
宮沢賢治
よだかはどこまでも、 どこまでも、 まっすぐに空へ のぼって行きました。
宮沢賢治
そしてよだかの星は 燃えつづけました。 いつまでもいつまでも 燃えつづけました。
宮沢賢治
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