ごんは、ぐったりと目をつぶったまま、うなずきました。
新美南吉ごんぎつね
背景解説
物語の最後の一文。撃たれて死にかけているごんが、兵十の「お前だったのか」という言葉に、目を閉じたまま静かにうなずく。やっと気持ちが通じた。でもそれは死ぬ瞬間だった。この救いと絶望が同時に来る感じ、もう言葉にならない。
伝わった瞬間が、失われる瞬間だった。
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