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幸福を武器として闘う者のみが斃れてもなお幸福である。
三木清「人生論ノート」(1941)
勇気,確信
人生の困難に立ち向かう覚悟を決めたとき
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無は何ら実在的な属性を有し得ないことは、自然的な光によって知られているゆえに。
デカルト「省察」(1641)
明晰,確信
存在について根本的に考えるとき
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落葉の音と自分の足音とのほかには何の音もなく、 非常な静かさが四辺を領していた。
国木田独歩「武蔵野」(1898)
静寂
一人で静かな場所を歩いているとき
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雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
宮沢賢治「雨ニモマケズ」(0)
決意
困難に直面したとき、逆境に負けたくないとき
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これも小さいながら、命のあるものに違いない。その命を無暗(むやみ)にとると云う事は、いくら何でも可哀そうだ。
芥川龍之介「蜘蛛の糸」(1918)
良心、優しさ、葛藤
自分の中に善性があるか疑わしいとき、小さなことの価値を認めたいとき
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隠すということは、自分で自分を殺すということだ。
島崎藤村「破戒」(1906)
絶望,苦悩
自分の出自を隠し続けることに疲れ果てたとき
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お父さんの蟹は遠めがねのような両方の眼をあらん限り延ばして言いました。
宮沢賢治「やまなし」(1923)
温かさ、ユーモア
親の愛情を感じたいとき
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海蔵はそれから少しいい人になりました。
新美南吉「牛をつないだ椿の木」(1943)
温かさ、希望
人は変われるのかと問いたくなったとき
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されば武蔵野の美にして、 一日だも変化のない日はなかった。
国木田独歩「武蔵野」(1898)
発見
毎日の変化に気づきたいとき
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自然にふれることで、自分のほんとうのあるべき、守るべき姿にぶっつかり、ほんとうの自由な自分、いとおしむべき、健康な、大切にすべき自分に気がつくことは、大変なことである。死んでも守らなければならない自分を、発見することでもあるのである。
中井正一「美学入門」(1941)
自己発見
自分が何者かわからなくなったとき
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あゝ おまへはなにをして来たのだと……吹き来る風が私に云ふ
中原中也「山羊の歌」(1934)
郷愁,自問
故郷に帰って、自分の人生を振り返っているとき
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射之射ではなく、不射之射でなければならぬ。
中島敦「名人伝」(1942)
畏敬、神秘
技術の先にある哲学に触れたいとき
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ジョバンニは、そのカムパネルラはもうあの銀河のはずれにしかいないというような気がしてしかたなかったのです。
宮沢賢治「銀河鉄道の夜」(1934)
喪失,悲しみ
大切な人を永遠に失ったと感じるとき
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叫ぶたんびに深まって行く静寂の恐ろしさ……。
夢野久作「ドグラ・マグラ」(1935)
恐怖, 絶望
助けを求めようとしても誰にも届かない無力感を感じるとき
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問題の大小をも弁(わきま)えず、その力を用いるところ当(とう)を失えりという人あらば如何(いかん)。
柳田国男「遠野物語」(1910)
孤独
自分の未熟さを自覚しているのに行動せざるを得ないとき
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なにがしあわせか わからないです。
宮沢賢治「銀河鉄道の夜」(1934)
迷い
何が正しいかわからなくなったとき
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世間は常にお前たちの味方ではない事を心に銘じなければいけない。
有島武郎「小さき者へ」(1918)
覚悟
世の中の厳しさを知ったとき
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霧の深いのを、 残念にも思はなかつた。
太宰治「富嶽百景」(1939)
安らぎ
期待通りにいかなくても満足できたとき
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私はギロギロする目で諦めてゐた
中原中也「山羊の歌」(1934)
激情,絶望
理想と現実のギャップに直面し、怒りと諦めが混在しているとき
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皮をはいで果肉をたべる、これが要するに「論語」の正しい読みかたなのである。
下村湖人「現代訳論語」(1949)
洞察,実用
古典をどう現代に活かすか迷うとき
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