シェア
❝
名人紀昌は終に弓を手にしなくなった。
中島敦「名人伝」(1942)
超越、静寂
何かを極めた先にあるものを知りたいとき
この一文の背景を知る →
『名人伝』を見る
シェア
❝
もしわれわれが文明国たるためには、血なまぐさい戦争の名誉によらなければならないとするならば、むしろいつまでも野蛮国に甘んじよう。
岡倉天心「茶の本」(1906)
痛快
「強さ」の意味を考えたいとき
この一文の背景を知る →
『茶の本』を見る
シェア
❝
雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
宮沢賢治「雨ニモマケズ」(0)
決意
困難に直面したとき、逆境に負けたくないとき
この一文の背景を知る →
『雨ニモマケズ』を見る
シェア
❝
およそ人心の働き、これを進めて進まざるものあることなし。その趣は人身の手足を役(えき)してその筋を強くするに異ならず。
福沢諭吉「学問のすすめ」(1872)
希望
才能や性質は変えられないと諦めているとき
この一文の背景を知る →
『学問のすすめ』を見る
シェア
❝
その檸檬の色彩は ガチャガチャした色の階調を ひっそりと紡錘形の中へ 吸収してしまって
梶井基次郎「檸檬」(1925)
感嘆
美しいものに心を奪われたとき
この一文の背景を知る →
『檸檬』を見る
シェア
❝
しかし君は描かずにはいられなかった。 描くことが君の呼吸であった。
有島武郎「生れ出づる悩み」(1918)
情熱
どうしてもやめられないことがあるとき
この一文の背景を知る →
『生れ出づる悩み』を見る
シェア
❝
春の日の夕暮は静かです
中原中也「山羊の歌」(1934)
静寂,平和
静かな夕暮れ時に、心が落ち着いているとき
この一文の背景を知る →
『山羊の歌』を見る
シェア
❝
良平はもう泣きたいのを我慢しながら、 一生懸命に走り続けた。
芥川龍之介「トロッコ」(1922)
孤独
泣きたいけど泣けないとき
この一文の背景を知る →
『トロッコ』を見る
シェア
❝
ああ飛んでもない! 己はほんとに大変な女を逃がしてしまった
谷崎潤一郎「痴人の愛」(1924)
後悔と絶望
失ってから初めてその大切さに気づいたとき
この一文の背景を知る →
『痴人の愛』を見る
シェア
❝
私は、そうして、一つ一つ椅子を仕上げる度毎に、いい知れぬ味気なさに襲われるのでございます。
江戸川乱歩「人間椅子」(1925)
虚無感、絶望
自分の人生に意味を見出せなくなったとき
この一文の背景を知る →
『人間椅子』を見る
シェア
❝
その皺だらけに痙攣った横顔を眺めながら、私は煙に捲かれたように茫然となっていた。今朝から私の周囲にゴチャゴチャと起って来る出来事が、何一つとして私に、新らしい不安と、驚きとを与えないものは無い……しかも、それに対する若林博士の説明が又、みるみる大袈裟に、超自然的に拡大して行くばかりで、とても事実とは思えない
夢野久作「ドグラ・マグラ」(1935)
戸惑い、孤立感、現実喪失
自分の身の上に起こったとは思えない事態の説明を聞かされているとき
この一文の背景を知る →
『ドグラ・マグラ』を見る
シェア
❝
大名の命も人足の命も、命の重きは同様なり。豪商百万両の金も、飴やおこし四文の銭も、己がものとしてこれを守るの心は同様なり。
福沢諭吉「学問のすすめ」(1872)
決意
身分制度による不公正さに怒り、真の平等について考えたいとき
この一文の背景を知る →
『学問のすすめ』を見る
シェア
❝
私はもう少しで、危く他の人達の金を取る所でした。
芥川龍之介「魔術」(1920)
後悔、自覚
自分の中の醜い欲望に気づいてしまったとき
この一文の背景を知る →
『魔術』を見る
シェア
❝
私の青春はもはや堅い血管となり
中原中也「山羊の歌」(1934)
老い,諦念
自分の心が昔より硬くなったと感じるとき
この一文の背景を知る →
『山羊の歌』を見る
シェア
❝
弱虫は、幸福をさえ おそれるものです。 綿で怪我をするんです。
太宰治「人間失格」(1948)
切なさ
幸せが怖いと感じるとき
この一文の背景を知る →
『人間失格』を見る
シェア
❝
われわれが死ぬときには、われわれが生まれたときより、世の中を少しなりともよくして往こうではないか
内村鑑三「後世への最大遺物」(1897)
決意
自分の人生の意味を見出したいとき
この一文の背景を知る →
『後世への最大遺物』を見る
シェア
❝
「野暮は揉まれて粋となる」というのはこの謂にほかならない。
九鬼周造「「いき」の構造」(1930)
納得,共感
人生の苦労を重ねたとき
この一文の背景を知る →
『「いき」の構造』を見る
シェア
❝
血がきらいなのです。
江戸川乱歩「怪人二十面相」(1936)
不気味さ、奇妙さ
敵や困難な対手の正体を知りたいとき
この一文の背景を知る →
『怪人二十面相』を見る
シェア
❝
たった一人の寝がえりものは、三百人の命を殺すということを知らなければならない。
小林多喜二「蟹工船」(1929)
怒り, 決意
団結の重要性を痛感したいとき
この一文の背景を知る →
『蟹工船』を見る
シェア
❝
理由も分らずに 押付けられたものを 大人しく受取って、 理由も分らずに生きて行くのが、 我々生きもののさだめだ。
中島敦「山月記」(1942)
諦念
人生の理不尽さを感じたとき
この一文の背景を知る →
『山月記』を見る