シェア
❝
すべての経験は実験である、ただ経験には科学における実験の如き方法的組織的なところが欠けており、従ってそれは偶然的である。
三木清「哲学入門」(1940)
発見,洞察
日常の体験を振り返って意味を見つけるとき
この一文の背景を知る →
『哲学入門』を見る
シェア
❝
君子の過ちは日蝕や月蝕のようなものである。
下村湖人「現代訳論語」(1949)
潔さ,自然
立場のある人が間違いを犯したとき
この一文の背景を知る →
『現代訳論語』を見る
シェア
❝
僕はもう、あのさそりのように、 ほんとうにみんなの幸のためならば 僕のからだなんか 百ぺん灼いてもかまわない
宮沢賢治「銀河鉄道の夜」(1934)
覚悟
誰かのために何かしたいとき
この一文の背景を知る →
『銀河鉄道の夜』を見る
シェア
❝
葉桜のころの命についてお話いたします。
太宰治「葉桜と魔笛」(1939)
静けさ、予感
誰かの人生の物語に耳を傾けたいとき
この一文の背景を知る →
『葉桜と魔笛』を見る
シェア
❝
女は首が関り合いのある人間のものであるかないかということは全く念頭にはないようでした。それは蒐集家の態度にすぎませんでした。
坂口安吾「桜の森の満開の下」(1947)
戦慄、狂気
人間の残酷さに直面したとき
この一文の背景を知る →
『桜の森の満開の下』を見る
シェア
❝
智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。
夏目漱石「草枕」(1906)
切なさ、諦観
人間関係や社会的な立場に悩んでいるとき、どうしても正解のない状況に直面したとき
この一文の背景を知る →
『草枕』を見る
シェア
❝
ああここにおれの進むべき道があった! ようやく掘り当てた!
夏目漱石「私の個人主義」(1914)
解放感
長い迷いの末に自分の道を見つけたとき
この一文の背景を知る →
『私の個人主義』を見る
シェア
❝
海蔵は自分がはずかしくなりました。
新美南吉「牛をつないだ椿の木」(1943)
恥、気づき
自分の小ささに気づいた瞬間
この一文の背景を知る →
『牛をつないだ椿の木』を見る
シェア
❝
明日もまた、同じ日が来るのだろう。 幸福は一生、来ないのだ。 それは、わかっている。 けれども、きっと来る、 あすは来る、と信じて寝るのが いいのでしょう。
太宰治「女生徒」(1939)
希望
明日に希望を持ちたいとき
この一文の背景を知る →
『女生徒』を見る
シェア
❝
谷川のせせらぎに交って、何とも知れぬ獣の声が遠く聞えた。
泉鏡花「高野聖」(1900)
不穏
何かがおかしいと直感したとき
この一文の背景を知る →
『高野聖』を見る
シェア
❝
それは何であるかならば勇ましい高尚なる生涯であると思います
内村鑑三「後世への最大遺物」(1897)
感動
自分には何も残せないと感じたとき
この一文の背景を知る →
『後世への最大遺物』を見る
シェア
❝
いや、賊自身でも、ほんとうの顔をわすれてしまっているのかもしれません。
江戸川乱歩「怪人二十面相」(1936)
恐怖、不安
正体不明の存在に怯えているとき
この一文の背景を知る →
『怪人二十面相』を見る
シェア
❝
すべての道徳は、ひとが徳のある人間になるべきことを要求している。
三木清「哲学入門」(1940)
責任感,向上心
自分の生き方を見つめ直すとき
この一文の背景を知る →
『哲学入門』を見る
シェア
❝
いま、いま、いま、と 指でおさえているうちにも、 いま、は遠くへ飛び去って、 あたらしい「いま」が来ている。
太宰治「女生徒」(1939)
孤独
時間が過ぎるのが怖いとき
この一文の背景を知る →
『女生徒』を見る
シェア
❝
お前、私がこうしていると何をしているように見える? ……死の影の谷を歩いているように見えるかしら?
堀辰雄「風立ちぬ」(1938)
不安
自分の本当の状態を聞くのが怖いとき
この一文の背景を知る →
『風立ちぬ』を見る
シェア
❝
鏡に対(むか)うときのみ、わが頭の白きを喞(かこ)つものは幸の部に属する人である。
夏目漱石「草枕」(1906)
感動, 悟り
人生の本質を理解したいとき、老人の価値を認めたいとき
この一文の背景を知る →
『草枕』を見る
シェア
❝
幸福は人格である。ひとが外套を脱ぎすてるようにいつでも気楽にほかの幸福は脱ぎすてることのできる者が最も幸福な人である
三木清「人生論ノート」(1941)
気づき
幸せの意味がわからなくなったとき
この一文の背景を知る →
『人生論ノート』を見る
シェア
❝
人間は大概似たもんだ。腹が立てば喧嘩の一つぐらいは誰でもするだろうと思ってたが、この様子じゃめったに口も聞けない、散歩も出来ない。
夏目漱石「坊っちゃん」(1906)
不満、窮屈さ
理想と現実のギャップに直面し、自由が制限されることに気づいたとき
この一文の背景を知る →
『坊っちゃん』を見る
シェア
❝
努力して居る、若くは努力せんとして居る、といふことを忘れて居て、そして我が爲せることがおのづからなる努力であつて欲しい。
幸田露伴「努力論」(1912)
憧れ
本当に夢中になれるものを探しているとき
この一文の背景を知る →
『努力論』を見る
シェア
❝
ごんは、うなぎのつぐないに、まず一つ、いわしを盗んで来て、兵十の家の裏口から、内へ投げ込みました。
新美南吉「ごんぎつね」(1932)
優しさ、不器用さ
誰かに謝りたいけど、直接言えないとき
この一文の背景を知る →
『ごんぎつね』を見る