誰でも絶えず努力しているものは、われ等が救うことが出来る。
ゲーテファウスト」(1808)
おれが行かず。お前様の代わりにおれが行かず
島崎藤村破戒」(1906)
あなたの多情さを辛抱して、よい夫になってくださるのを待つことは堪えられない。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(02 帚木)」(1914)
このことから、神が欺く者であり得ないことは十分に明らかである。
デカルト省察」(1641)
母ちゃん、お星さまは、あんな低いところにも落ちてるのねえ
新美南吉手袋を買いに」(1943)
こうして変わらない愛をかける源氏に真心から信頼している様子に同情がされた。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(23 初音)」(1914)
俺がある『刹那』に『まあ、待て、お前は実に美しいから』と言ったら、君は俺を縛り上げてくれても良い。
ゲーテファウスト」(1808)
幸福は一生、来ないのだ。それは、わかっている。
太宰治女生徒」(1939)
真に自己に内在的なものは超越的なものによって媒介されたものでなければならない。
三木清哲学入門」(1940)
どうです? 一つとりませんか? これも職工の肉ですがね。
芥川龍之介河童」(0)
「この女は臭い腋臭だ、とても臭いや!」
谷崎潤一郎痴人の愛」(1924)
ああ、この匂い……これはいつぞや、ダンスの教授のシュレムスカヤ伯爵夫人……
谷崎潤一郎痴人の愛」(1924)
私はこの全世界のうちで一番不幸者で、一番ひどい苦しみを負っているもののように感じた。
室生犀星幼年時代」(1919)
俺の父親は俺が八歳になるまで家を外に飲み歩いていたのだ。
菊池寛藤十郎の恋」(1919)