シェア
❝
私はお前たちに「お前たちの母上はこの世で最も美しい人であった」と言おう。
有島武郎「小さき者へ」(1918)
追慕
亡くなった人の美しさを語りたいとき
この一文の背景を知る →
『小さき者へ』を見る
シェア
❝
雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
宮沢賢治「雨ニモマケズ」(0)
決意
困難に直面したとき、逆境に負けたくないとき
この一文の背景を知る →
『雨ニモマケズ』を見る
シェア
❝
もう田舎へは行かない、東京で清とうちを持つんだ
夏目漱石「坊っちゃん」(1906)
希望
長く離れていた人との再会で、人生を変える決意をしたとき
この一文の背景を知る →
『坊っちゃん』を見る
シェア
❝
そしてよだかの星は 燃えつづけました。 いつまでもいつまでも 燃えつづけました。
宮沢賢治「よだかの星」(1934)
希望
報われたいと願うとき
この一文の背景を知る →
『よだかの星』を見る
シェア
❝
物質的な証拠なんてものは、解釈の仕方でどうでもなるものですよ。一番いい探偵法は、心理的に人の心の奥底を見抜くことです。
江戸川乱歩「D坂の殺人事件」(1925)
驚き
真実を追求したいとき、表面的な判断に疑問を持つとき
この一文の背景を知る →
『D坂の殺人事件』を見る
シェア
❝
ただもう、無性(むしょう)にわなをしかけてみたくなったのです。
江戸川乱歩「怪人二十面相」(1936)
決意
子どもながらに家族を守りたいという衝動に駆られたとき
この一文の背景を知る →
『怪人二十面相』を見る
シェア
❝
真理はあらゆる人によって承認さるべき要求を含んでいる。
三木清「哲学入門」(1940)
厳粛
正しさについて考えたいとき
この一文の背景を知る →
『哲学入門』を見る
シェア
❝
しかし人間が虚栄的であるということはすでに人間のより高い性質を示している
三木清「人生論ノート」(1941)
皮肉
SNSで見栄を張る自分にモヤモヤするとき
この一文の背景を知る →
『人生論ノート』を見る
シェア
❝
その時私は明治の精神が天皇に始まって天皇に終ったような気がしました。最も強く明治の影響を受けた私どもが、その後(あと)に生き残っているのは必竟(ひっきょう)時勢遅れだという感じが烈(はげ)しく私の胸を打ちました。
夏目漱石「こころ」(1914)
喪失感, 絶望, 時代への違和感
自分が所属していた時代や価値観が終わったと感じるとき、生きる意味を失ったとき
この一文の背景を知る →
『こころ』を見る
シェア
❝
庄兵衛はこの男を島へ送ることが果して是(ぜ)であろうかという疑を持った。
森鷗外「高瀬舟」(1916)
葛藤、疑問
法律と人情の間で引き裂かれるとき
この一文の背景を知る →
『高瀬舟』を見る
シェア
❝
「会いたい見たい」の願いより外何物もありませんでした
谷崎潤一郎「痴人の愛」(1924)
切実な執着と喪失感
大切な人を失ってしまったとき
この一文の背景を知る →
『痴人の愛』を見る
シェア
❝
私は十五歳で学問に志した。三十歳で自分の精神的立脚点を定めた。四十歳で方向に迷わなくなつた。五十歳で天から授かった使命を悟った。
下村湖人「現代訳論語」(1949)
感銘
自分の成長が実感できず焦っているとき
この一文の背景を知る →
『現代訳論語』を見る
シェア
❝
何という奇妙な私の立場であろう。何という恥かしい……恐ろしい……そうして不可解な運命であろう。
夢野久作「ドグラ・マグラ」(1935)
恐怖
自分の過去が精神病院の標本室に隠されていると悟ったとき
この一文の背景を知る →
『ドグラ・マグラ』を見る
シェア
❝
この胸を灼く悲しみを、 誰かに訴えたいのだ。
中島敦「山月記」(1942)
孤独
誰にも分かってもらえないとき
この一文の背景を知る →
『山月記』を見る
シェア
❝
そうだ、一度にひと身上いるんだ
ドストエフスキー「罪と罰」(0)
怒り
わずかな報酬では満足できず、人生を大きく変えたいという切迫した願いを抱いているとき
この一文の背景を知る →
『罪と罰』を見る
シェア
❝
母も死ぬ三日前に愛想をつかした――おやじも年中持て余している――町内では乱暴者の悪太郎と爪弾きをする――このおれを無暗に珍重してくれた。
夏目漱石「坊っちゃん」(1906)
孤独
誰にも必要とされていないと感じているとき
この一文の背景を知る →
『坊っちゃん』を見る
シェア
❝
昨日の敵は今日の友という楽天性が実際の偽らぬ心情であろう。
坂口安吾「堕落論」(1947)
達観、本質の認識
世の中のしがらみや対立の本質を理解したいとき
この一文の背景を知る →
『堕落論』を見る
シェア
❝
小事、小事が大事だ! こういう小事が、往々万事を打ちこわすのだ
ドストエフスキー「罪と罰」(0)
焦燥感と緊張
細部の重要性を痛感し、計画の成否が些細なことに左右されることに気づいたとき
この一文の背景を知る →
『罪と罰』を見る
シェア
❝
下人の行方は、誰も知らない。
芥川龍之介「羅生門」(1915)
虚無
答えのない問いに向き合うとき
この一文の背景を知る →
『羅生門』を見る
シェア
❝
私はこんな風(ふう)にして生きて来たのです。始めてあなたに鎌倉(かまくら)で会った時も、あなたといっしょに郊外を散歩した時も、私の気分に大した変りはなかったのです。私の後ろにはいつでも黒い影が括(く)ッ付(つ)いていました。
夏目漱石「こころ」(1914)
孤独, 絶望
自分の人生が変わらない苦しみを感じたとき、誰かとの関係が表面的に見えるとき
この一文の背景を知る →
『こころ』を見る