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おまえの音はまるで甘い。 表情というものがまるでないんだ。
宮沢賢治「セロ弾きのゴーシュ」(1934)
怒り
厳しいダメ出しをされたとき
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二十三年の弱点が一度に露見したような心持ちであった
夏目漱石「三四郎」(1908)
自己否定, 絶望感
自分の人生を否定されたと感じるとき
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君は善き人なりと見ゆ。彼の如く酷くはあらじ。又我母の如く。
森鷗外「舞姫」(1890)
希望、信頼、儚さ
他者を信じたい、でも傷つくことを恐れているとき
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我豊太郎ぬし、かくまでに我をば欺き玉ひしか
森鷗外「舞姫」(1890)
怒り、絶望
信頼していた者に裏切られたことに気づいたとき
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では、己が引剥をしようと 恨むまいな。 己もそうしなければ、 饑死をする体なのだ。
芥川龍之介「羅生門」(1915)
決意
開き直るとき
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いろいろ注文が多くて うるさかったでしょう。 お気の毒でした。 もうこれだけです。
宮沢賢治「注文の多い料理店」(1924)
恐怖
安心させる言葉が一番怖いとき
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人の貴きにあらず、国法の貴きなり。
福沢諭吉「学問のすすめ」(1872)
覚醒、価値転換
身分や地位の本質について考えるとき
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旅僧が一人、汽車の中で私に話した事を、ここにそのまま書く。
泉鏡花「高野聖」(1900)
好奇心
誰かの不思議な体験談に引き込まれたとき
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海蔵はそれから少しいい人になりました。
新美南吉「牛をつないだ椿の木」(1943)
温かさ、希望
人は変われるのかと問いたくなったとき
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最大の不幸は、理論が手腕を超過した時である。
レオナルド・ダ・ヴインチ「レオナルド・ダ・ヴインチの手記」(1914)
実践の重要性
考えすぎて動けなくなっているとき
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私は、そうして、一つ一つ椅子を仕上げる度毎に、いい知れぬ味気なさに襲われるのでございます。
江戸川乱歩「人間椅子」(1925)
虚無感、絶望
自分の人生に意味を見出せなくなったとき
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『人間椅子』を見る
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駄目よ、譲治さんは!そんな気の弱いことを云っているから駄目なのよ。ダンスなんて云うものは、稽古ばかりじゃいくらやったって上手になりッこありゃしないわよ。人中へ出てずうずうしく踊っているうちに巧くなるものよ
谷崎潤一郎「痴人の愛」(1924)
決意
失敗を恐れて一歩を踏み出せない者に背中を押してほしいとき
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でも、それは箱です。
江戸川乱歩「怪人二十面相」(1936)
戦慄
予告時刻を過ぎても異状がないと安心したいとき
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名人紀昌は終に弓を手にしなくなった。
中島敦「名人伝」(1942)
超越、静寂
何かを極めた先にあるものを知りたいとき
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おれは食欲があるが、あんなものはいやだ。あの人たちはものを食べて栄養を取っているのに、おれは死ぬのだ!
フランツ・カフカ「変身」(0)
孤独, 絶望, 悲しみ
自分の存在意義を失い、世界から取り残されたと感じたとき
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もうどこへも行く先がないという意味が、おわかりになりますかな? いや、これはまだあなたにゃわかりますまいよ……
ドストエフスキー「罪と罰」(0)
絶望
人生の選択肢を失い、追い詰められた状況を理解してほしいとき
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それは分っても、自分の鼻をまるで物品のように取扱うのが、不愉快に思われたからである。
芥川龍之介「鼻」(1916)
屈辱感、怒り
自分の弱みや劣等感を他者に見られ、対象化されるとき
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我脳裡に一点の彼を憎むこゝろ今日までも残れりけり
森鷗外「舞姫」(1890)
複雑な悔恨、葛藤
かつての過ちを後悔しても、完全には癒えない心の傷を抱えているとき
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俺達には、俺達しか、味方が無(ね)えんだな。始めて分った
小林多喜二「蟹工船」(1929)
絶望、覚醒、決意
権力の裏切りを目の当たりにしたとき
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『あなたどう思いますか』などと申しました。
小泉節子「思い出の記」(1908)
切なさ、不安、喜びと心配の相反
心から望んだものを手に入れたのに、それが永遠に続かないことへの恐れを感じるとき
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