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だが、そんなことをやってみるがいい! 彼は写真の上に坐りこんで、渡しはしない。
フランツ・カフカ「変身」(0)
決意、抵抗
すべてを失い続ける中で、最後に守りたいものが見つかったとき
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金魚のふんみたいに ついて歩くなんて
太宰治「斜陽」(1947)
切なさ
自分の弱さに気づいたとき
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こんな、うじ虫の様な生活を、続けて行く位なら、いっそのこと、死んで了った方が増しだ
江戸川乱歩「人間椅子」(1925)
怒り、絶望、決意
自分の無価値さに直面し、人生を諦めかけたとき
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……空前の……空前の犯罪事件……僕が関係した……
夢野久作「ドグラ・マグラ」(1935)
恐怖、混乱
自分の過去が謎に包まれていることに気づいたとき
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垢じみた萌黄色の毛糸の襟巻をした、 大きな風呂敷包みを抱えた、 十三四の小娘
芥川龍之介「蜜柑」(1919)
驚き
第一印象で人を判断しちゃうとき
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小事、小事が大事だ! こういう小事が、往々万事を打ちこわすのだ……
ドストエフスキー「罪と罰」(0)
決意
計画遂行への不安が押し寄せたとき
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泣声を出す力さえなくなっているのでございましょう。ですからさすが大泥坊の陀多も、やはり血の池の血に咽びながら、まるで死にかかった蛙のように、ただもがいてばかり居りました。
芥川龍之介「蜘蛛の糸」(1918)
絶望, 無力感
どんなに強かった者も、究極の苦しみの前では無力になるとき
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これは恐ろしいディレンマです。ところがよく考えると自然はこのディレンマには全く負い目をもってはいないので、むしろこのディレンマは私達がその考察のなかに、黙って勝手に仮定をつくっていたことから起るのです。
アインシュタイン「相対性理論」(1916)
発想の転換
解決不能に見える問題に直面したとき
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努力は一である。併し之を察すれば、おのづからにして二種あるを觀る。一は直接の努力で、他の一は間接の努力である。
幸田露伴「努力論」(1912)
発見
努力しても成果が出ないとき
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われわれに五十年の命をくれたのは、われわれにこの世の中になにかをなさしめるためであると思います
内村鑑三「後世への最大遺物」(1897)
使命感
何のために生きているのかわからなくなったとき
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鬼は元来平和を愛する種族だった。
芥川龍之介「桃太郎」(1924)
衝撃、皮肉
正義だと信じていたものの裏側を見てしまったとき
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どんな人間にだって、よしんばただのひとところだけでも、他人(ひと)からいたわってもらえるところがなくちゃなりませんからな!
ドストエフスキー「罪と罰」(0)
切なさ
自分の惨めさを認識しながらも、人間らしい尊厳を求めるとき
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その時私は明治の精神が天皇に始まって天皇に終ったような気がしました。最も強く明治の影響を受けた私どもが、その後(あと)に生き残っているのは必竟(ひっきょう)時勢遅れだという感じが烈(はげ)しく私の胸を打ちました。
夏目漱石「こころ」(1914)
喪失感, 絶望, 時代への違和感
自分が所属していた時代や価値観が終わったと感じるとき、生きる意味を失ったとき
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もう日が暮れる。―― そう思うと良平は一層走らずにはいられなくなった。
芥川龍之介「トロッコ」(1922)
恐怖
時間がないと焦るとき
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もしお前が黙っていたら、おれは即座にお前の命を絶ってしまおうと思っていたのだ。
芥川龍之介「杜子春」(1920)
衝撃、安堵
間違いだと思ったことが実は正解だったとき
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お志保の澄んだ眼を見る度に、 丑松は自分の嘘が 刃のように胸に突き刺さるのを 感じた。
島崎藤村「破戒」(1906)
罪悪感
好きな人に嘘をついているとき
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二人は泣いて泣いて泣いて泣いて泣きました。
宮沢賢治「山越え」(1921)
絶望, 悲しみ, 無力感
もう何もできないことを悟ったとき
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ツマラナイカラヤメロトイヒ
宮沢賢治「雨ニモマケズ」(0)
決意, 清潔感, 正直さ
くだらないことに惑わされているとき, 自分の軸を見失ったとき
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内供は実にこの鼻によって傷つけられる自尊心のために苦しんだのである。
芥川龍之介「鼻」(1916)
悲しみ, 自己嫌悪
自分の欠点に直面したとき
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親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。
夏目漱石「坊っちゃん」(1906)
自嘲, 諦観
自分の人生を冷徹に見つめたいとき
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