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阿呆はいつも彼以外のものを阿呆であると信じている。
芥川龍之介「河童」(0)
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石をもて追はるるごとくふるさとを出でしかなしみ消ゆる時なし
石川啄木「一握の砂」(1910)
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現実の世界が全く身に合わなく思われてくる。
梶井基次郎「Kの昇天」(1926)
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何のことだろう、殿様の頭でも踏みはしないだろう。
福沢諭吉「福翁自伝」(1899)
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おれは食欲があるが、あんなものはいやだ。
フランツ・カフカ「変身」(0)
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私は、お前方から指一本指される身じゃあない。
宮本百合子「貧しき人々の群」(1916)
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優れた者が勝ち劣った者が負ける世の中で、こんな個人的な恨みを漏らすとすれば、愚か者でなければ狂人である。
芥川龍之介「猿蟹合戦」(1923)
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というのは、彼はいきなりゲラゲラと笑い出したのです。
江戸川乱歩「D坂の殺人事件」(1925)
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のたれ死するには家うちは要らんからのう……
菊池寛「父帰る」(1917)
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俺は世の中を駆けて通った。そしてあらゆる歓楽を、髪を掴んで引き寄せるようにした。
ゲーテ「ファウスト」(1808)
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人は必要以上の仕事をして生活を複雑にしすぎている。
ソロー「森の生活」(1854)
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ああカッコウ。あのときはすまなかったなあ。おれは怒ったんじゃなかったんだ。
宮沢賢治「セロ弾きのゴーシュ」(1934)
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努力は功の有無によって、これを敢えてすべきか否かを判断すべきものではない。
幸田露伴「努力論」(1912)
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自分の中にある偉大なものの小ささを感じることのできない人は、他人の中にある小さなものの偉大さを見逃しがちである。
岡倉天心「茶の本」(1906)
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天命は天命のままに受け取って、静かに忍従するところに道がある。
下村湖人「論語物語」(1938)
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冷淡な態度を取れる者はあまりなさそうなのに源氏はかえって失望を覚えた。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(06 末摘花)」(1914)
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一人前の仕事とは各自がめいめい天賦の才能と力量のあらん限りを尽くすことであろう。
新渡戸稲造「自警録」(1916)