或春の日暮です。唐の都洛陽(らくよう)の西の門の下に、ぼんやり空を仰いでいる、一人の若者がありました。
芥川龍之介杜子春
背景解説
物語のスタートがこれってヤバくない?金持ちの息子だったのに全部使い果たして、夕暮れの街角でぼーっと空を見上げてるだけの青年。この何もない感じ、何となく共感しちゃう人も多いはず。ここから壮大な物語が始まるんだよ。
この空っぽの青年が、ある老人との出会いで人生を大きく変えることになる。
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