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地上の運命と、それに対する知恵とに目覚めたのであった。
倉田百三「愛と認識との出発」(1921)
悟り →
人生の苦い経験を通して成長したとき →
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あんなことをなぜしてしまったんだろう。取り返しのつかないことになってしまった。もう僕は駄目だ。
有島武郎「小さき者へ」(1918)
絶望 →
大きな過ちを犯してしまい、後悔に苛まれるとき →
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この世でこんなに人を喜ばせることのできる源氏は前世ですばらしい善業があったのであろう。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(07 紅葉賀)」(1914)
感嘆 →
才能や魅力に恵まれた人を見たとき →
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それは自分の、人間に対する最後の求愛でした。
太宰治「人間失格」(1948)
切なさ →
人を愛したいのに愛し方がわからないとき →
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言葉を世間の読者に寄せる。君たちもたいてい蟹なんですよ。
芥川龍之介「猿蟹合戦」(1923)
諦念 →
自分の立場を客観視したいとき →
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絶好のチャンスですぜ。猟奇的ですぜ。檀那。
永井荷風「濹東綺譚」(1937)
好奇心 →
禁断の世界に誘われているとき →
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ただ漠然と親というものの面影を今日まで心に作って来ているだけだった。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(22 玉鬘)」(1914)
孤独 →
親の記憶がない孤独を感じているとき →
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感動と愛情とをこめて家族のことを考えた。
フランツ・カフカ「変身」(0)
慈愛 →
人生の最期に大切な人を思うとき →
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この時でさえ源氏の心は無情な人への恋しさでいっぱいだった。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(03 空蝉)」(1914)
恋慕 →
別の人といても忘れられない人がいるとき →
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そのとたん、私たちは同時に「アッ」と声を立てた。明るくなった部屋の片隅には、女の死骸が横たわっているのだ。
江戸川乱歩「D坂の殺人事件」(1925)
恐怖 →
恐ろしい発見をしたとき →
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永遠の驚きをもって自然をのぞいている。
森鷗外「最後の一句」(1915)
畏怖 →
世界の美しさに圧倒されたとき →
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これは無意味だ、これは馬鹿げたことだ!
ドストエフスキー「罪と罰」(0)
混乱 →
自分の考えを否定したくなったとき →
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こうなれば、もう誰も笑う者はないに違いない。
芥川龍之介「鼻」(1916)
安堵 →
長い迷いの末に、ようやく心の平穏を取り戻したとき →
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俺が死んだら、どうかお母さんを大事にしてやってくれ
夏目漱石「こころ」(1914)
切なさ →
父が死を悟ったとき →
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自分は神様から眼あきにしてやると言われてもお断りしたであろう
谷崎潤一郎「春琴抄」(1933)
覚悟 →
自分の選択に確信を持ったとき →
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二年の後には、激しく往復する踏み木が睫毛(まつげ)をかすめても、絶えて瞬くことがなくなった。
中島敦「名人伝」(1942)
狂気 →
極限まで努力したとき →
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私たち、これから本当に生きられるだけ生きましょうね……
堀辰雄「風立ちぬ」(1938)
決意 →
絶望的な状況でも前向きに生きようと決意するとき →
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「いき」は恋の束縛に超越した自由なる浮気心でなければならぬ。
九鬼周造「「いき」の構造」(1930)
静寂 →
日本文化の本質を理解したいとき →
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「あたしの恐ろしいことが分ったか」
谷崎潤一郎「痴人の愛」(1924)
支配 →
力関係が逆転するとき →
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あれは貴婦人ですよ!
ドストエフスキー「罪と罰」(0)
愛情 →
愛する人を誇りに思うとき →
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