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おれは病気の風船のりみたいに、いつも憔悴した方角で、ふらふらふらふらあるいているのだ。
萩原朔太郎「月に吠える」(1917)
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しかし、私の心の上には、切ないほどはっきりと、この光景が焼きつけられた。
芥川龍之介「蜜柑」(1919)
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わたしはくちびるにべにをぬって、あたらしい白樺の幹に接吻した。
萩原朔太郎「月に吠える」(1917)
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人は学ばなければ知識を持たず、知識がない者は愚か者である
福沢諭吉「学問のすすめ」(1872)
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貧乏でも人にへつらわない、富んでも人に驕らない。
下村湖人「現代訳論語」(1949)
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嘉十はもう全く自分と鹿との違いを忘れて、「ホウ、やれ、やれい。」と叫びながらすすきの陰から飛び出しました。
宮沢賢治「やまなし」(1923)
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のたれ死するには家うちは要らんからのう……
菊池寛「父帰る」(1917)
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何人男を代えてもつづまるところ、たった一人の男を求めているに過ぎないのだね。
岡本かの子「老妓抄」(1938)
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おれが行かず。お前様の代わりにおれが行かず
島崎藤村「破戒」(1906)
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春みじかし何に不滅ふめつの命ぞとちからある乳を手にさぐらせぬ
与謝野晶子「みだれ髪」(1901)