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徳は何よりも働きに属している。
三木清「哲学入門」(1940)
行動力,実践性
考えるだけでなく行動に移そうとするとき
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私は覚醒と夢とが決して確実な標識によって区別され得ないことを明かに認めて、驚愕し、そしてこの驚愕そのものは、私は現に夢みているのだとの意見を私にほとんど説得するのである。
デカルト「省察」(1641)
懐疑の深淵
現実かどうか不安になるとき
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媚態とは、一元的の自己が自己に対して異性を措定し、自己と異性との間に可能的関係を構成する二元的態度である。
九鬼周造「「いき」の構造」(1930)
理解
恋愛の本質について考察するとき
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どうせしまいはこんな馬鹿気た事になる。
ゲーテ「ファウスト」(1808)
諦観,皮肉
死の運命を受け入れるとき
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我々の本性の弱さを承認しなければならないのである。
デカルト「省察」(1641)
謙遜,受容
人間の限界を認めるとき
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戦争の時ぐらい米と味噌の邪魔になるものはない
福沢諭吉「福翁自伝」(1899)
苦笑,自嘲
戦争準備で買い込んだ食料が足手まといになると気づいたとき
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永遠に女性なるもの、我等を引きて往かしむ。
ゲーテ「ファウスト」(1808)
昇華,救済
魂が最終的な救いに導かれるとき
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下人の心には、 ある勇気が生まれて来た。
芥川龍之介「羅生門」(1915)
覚醒
何かを決意したとき
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嗚呼、何等の特操なき心ぞ、「承(うけたま)はり侍(はべ)り」と応(こた)へたるは。
森鷗外「舞姫」(1890)
自己嫌悪、迷い、後悔
自分の本心に背く決断をしてしまったとき
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ここらが非人情で面白い。
夏目漱石「草枕」(1906)
驚き、発見
都会の常識が通じない地方の人情に気づいたとき
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遠い外国で便り少い独りぽっちとなって一時は随分困ったろうと思われます。
小泉節子「思い出の記」(1908)
孤独, 切なさ
誰かが不安や孤独を感じているときに
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弟の喜三郎は病気で働けなくなって、兄に世話をかけているのが辛くて辛くてたまらなかったのだそうである。そこで兄の留守に剃刀(かみそり)を出して自分の咽(のど)を切ったのである。
森鷗外「高瀬舟」(1916)
衝撃、悲しみ
誰かの苦しみに気づけなかった自分を責めるとき
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「ナオミを『偉くすること』と、『人形のように珍重すること』と、この二つが果して両立するものかどうか?―――今から思うと馬鹿げた話ですけれど、彼女の愛に惑溺して眼が眩んでいた私には、そんな見易い道理さえが全く分らなかったのです。」
谷崎潤一郎「痴人の愛」(1924)
後悔、自己欺瞞への気づき、絶望
自分の矛盾した願いに気づき、それが実現不可能だったことを認識するとき
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己は本からお前達の仲間を憎んだことはない。
ゲーテ「ファウスト」(1808)
寛容,包容
神が悪魔を許容する理由を語るとき
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馬を駅亭の主人に借りて独り郊外の村々を巡りたり。
柳田国男「遠野物語」(1910)
決意, 冒険心
一人で未知の土地へ向かいたいときや、自分だけの世界を探求したいとき
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私はこの想像を熱心に続けた。
梶井基次郎「檸檬」(1925)
没頭
妄想が止まらないとき
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弱虫は、幸福をさえ おそれるものです。 綿で怪我をするんです。
太宰治「人間失格」(1948)
切なさ
幸せが怖いと感じるとき
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お前たちは寒い冬の夜でも、私の足の裏をその小さい暖い手で撫でてくれた。
有島武郎「小さき者へ」(1918)
温もり
子どもの無邪気な優しさに触れたとき
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私は覚醒と夢とが決して確実な標識によって区別され得ないことを知っている。
デカルト「省察」(1641)
困惑,懐疑
現実と夢の境界に疑問を抱くとき
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映画は今から二十年前までは芸術であるということを人々は躊躇していたにもかかわらず、しかし、今や、それは一つの立派な芸術として人間を納得させはじめた。
中井正一「美学入門」(1941)
希望,発見
新しい価値を認めるとき
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