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たとい何を見ても、何を聞いても、決して声を出してはならないぞ。もし一言でも口を利いたら、お前は到底仙人にはなれないものだと覚悟をしろ。
芥川龍之介「杜子春」(1920)
緊張、覚悟
大きな挑戦に向けて覚悟を決めるとき
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けれども自分が眺めている間、金魚売はちっとも動かなかった。
夏目漱石「夢十夜」(1908)
孤独、無常感、観察者としての距離感
世界との断絶を感じたとき
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生れ出づる悩みを持つ者は、 その悩みの故に高い。
有島武郎「生れ出づる悩み」(1918)
希望
自分の苦しみに意味を見出したいとき
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お墓のなかで坊っちゃんの来るのを楽しみに待っております
夏目漱石「坊っちゃん」(1906)
切なさ
大切な人の死を受け入れ、自分の人生の終わりについて考えるとき
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何という奇妙な私の立場であろう。何という恥かしい……恐ろしい……そうして不可解な運命であろう。
夢野久作「ドグラ・マグラ」(1935)
恐怖
自分の過去が精神病院の標本室に隠されていると悟ったとき
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いかに多くの偽なるものを私は、若い頃、真なるものとして認めたか、またそれを基としてその後私がその上に建てたあらゆるものがいかに疑わしいものであるか
デカルト「省察」(1641)
知的覚醒
これまでの価値観が揺らいだとき
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理智は吾人に教へて曰く、運命流行の原則は、運命其物のみ之を知る。たゞ運命と人力との關係に至つては我能く之を知ると。
幸田露伴「努力論」(1912)
冷静
運命のせいにしたくなったとき
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孤独は山になく、街にある。一人の人間にあるのでなく、大勢の人間の「間」にあるのである
三木清「人生論ノート」(1941)
孤独
人混みの中でこそ孤独を感じるとき
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それから三人はそろって住居を出た。もう何カ月もなかったことだ。
フランツ・カフカ「変身」(0)
解放
苦しみから解放された喜びを感じたいとき
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朝は、いつでも自信がない。
太宰治「女生徒」(1939)
孤独
朝、自分に自信が持てないとき
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若者達は花と散ったが、同じ彼等が生き残って闇屋(やみや)となる。
坂口安吾「堕落論」(1947)
皮肉、幻滅、深い悲しみ
理想主義が現実によって打ち砕かれるのを目撃したとき
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物理的出来事はある四次元間において云い表わされ、また出来事の空間的関係はこの四次元空間における幾何学的法則としてあらわれます。
アインシュタイン「相対性理論」(1916)
宇宙の構造
宇宙の成り立ちに思いを馳せたいとき
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こんな、うじ虫の様な生活を、続けて行く位なら、いっそのこと、死んで了った方が増しだ
江戸川乱歩「人間椅子」(1925)
怒り、絶望、決意
自分の無価値さに直面し、人生を諦めかけたとき
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私は、信頼に 報いなければならぬ。
太宰治「走れメロス」(1940)
決意
約束を守りたいとき
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血がきらいなのです。
江戸川乱歩「怪人二十面相」(1936)
不気味さ、奇妙さ
敵や困難な対手の正体を知りたいとき
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それは私自身に取って忘れがたない貴い記録であると同時に、恐らくは読者諸君に取っても、きっと何かの参考資料となるに違いない。
谷崎潤一郎「痴人の愛」(1924)
決意
自分の人生を記録に残したいと思ったとき
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自分で自分の馬鹿を承知しているほど尊(たっ)とく見える事はない。
夏目漱石「吾輩は猫である」(1905)
悟り, 自己受容
自分の醜さや愚かさを認識したいとき
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吾輩は猫である。名前はまだ無い。
夏目漱石「吾輩は猫である」(1905)
存在の問い
自分が何者であるかを問い直したいとき
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日は傾きて風吹き酔いて人呼ぶ者の声も淋しく女は笑い児は走れどもなお旅愁をいかんともする能わざりき。
柳田国男「遠野物語」(1910)
孤独, 切なさ
祭りの賑わいに囲まれながらも、心が満たされないとき
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哲学は現実の中から生れる。そしてそこが哲学の元来の出発点であり、哲学は現実から出立するのである。
三木清「哲学入門」(1940)
力強さ
哲学って何?と思ったとき
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